あれほど気に入って購入した洋服も、ちょっとしたサイズの違和感で、どんどんクローゼットの奥の方へ…そんな経験はありませんか? サイズや丈、シルエットなどの細かいディティールが自分にぴったりと合ったお洋服なら、満足度も高く、出番も増え、きっと長く愛せるはずです。お気に入りを長く愛用することは、何よりサスティナブルな暮らしにも繋がります。
神宮前にあるセミオーダーのアパレルブランド『THE ME』では、ジャストサイズのお洋服が作れると聞き、クウネルプレミアムメンバーのやくぜんもとこさんと一緒に行ってきました。ここでは、オーダーの様子をレポート!また、完成したアイテムを使った、やくぜんもとこさんの冬の着回しコーディネートもご紹介します。
例えば、パンツの丈やトップスの袖を長くしたり、スカートのウエストを絞ったり…お洋服の細かいディティールをカスタムメイドでお気に入りの1着を作ることができる『THE ME』をご存知ですか?
『THE ME』は、“必要なとき必要なものだけ選ぶ、在庫を持たず、選ばれてからつくる・届ける”をコンセプトに、メンズとウィメンズのアイテムを展開しています。オフィスからカジュアルまで、幅広いアイテムを取り揃えているところが支持されている理由です。
東京・神宮前の店頭では、ゆったりとした専用個室で、試着と専属スタッフによるサイズ調整の相談をすることができます。また、当日店頭ではお会計せず、公式WEBサイトにてあらかじめチェックしておいたアイテムを、後日注文・お支払いができるので、よく検討してから購入することも可能。注文後は、約2週間で完成します。
今日は、そんな『THE ME』に、クウネルプレミアムメンバーのやくぜんもとこさんと一緒に遊びに行ってきました。さっそく、専属スタッフと共に、店頭のラインナップを見ていきます。
「私の世代は、特に全身カジュアルな着こなしをするとき、お洋服のサイズ感が重要になってきます。ここでは、セレクトショップと同じくらいの価格帯で、サイズを細かくチューニングできるのが嬉しいですね。フルオーダーだと、糸の色まで選んだり、決めることが多くて大変ですが、『THE ME』は、もっと気楽にできるセミオーダーなところも素敵。いいとこ取りですね!」
アイテムを鏡で合わせながら、商品特徴やサイズチューニングできるポイントなどを聞き、気になるアイテムをピックアップしていきます。
試着をしたいアイテムが決まったら、いざ試着室へ。試着室には、広々とした試着スペースほか、テーブルやソファもあり、ゆったりと過ごすことができます。家族や夫婦、友人同士で来て一緒にオーダーをする方も多いのだとか。
また、ジャストサイズが見つかりやすいよう、試着用のサンプルは一般的なS・M・Lのサイズではなく、幅広いサイズをご用意。スカートやトップスなら10サイズ前後、パンツはなんと最大33サイズもあるそうです。
スカートやトップスなど、さまざまなアイテムの試着を重ねて、最終的にやくぜんさんが選んだのは『バックサテン タイトスカート』。ラップ風のデザインで、動くたびに揺れる裾まわりがポイントのタイトめなスカートです。
このスカートでは、ウエスト・丈・裾周りのサイズ調整をすることができます。やくぜんさんは、丈を10センチ長くしてオーダー。完成は約2週間後です! 店頭受け取りか配送から選ぶことができます。
●やくぜんさんの冬の着回しコーデ
約2週間後、無事に完成したスカートを受け取ったやくぜんさん。さっそく、3つのシチュエーション別でコーディネートを楽しんでいただきました。
「裾がぎゅっとつぼまっているのと、生地にとろみがあるので、1着で見るとドレッシーな印象のスカート。ですが、すとんと真っ直ぐなフォルムのスカートよりも、ラップ部分の遊びがあるので、カジュアルなアイテムとも相性抜群なんです。私は丈を10センチ長くしてオーダーしたので、丈を長めにすることで、よりカジュアルにも振りやすい1着になったのかと思います。足捌きもよく、お出かけなどでよく歩く日にも活躍してくれています!」
【style 1】友達とカフェランチ
「友達とのランチタイムには、ハンサムでラフな着こなしを。プルオーバーとスニーカーでカジュアルさを出しつつ、オーバーサイズのジャケットを羽織って、かっこいい印象に仕上げました。また、茶色×ネイビーは重くなりがちな配色ですが、バッグやスニーカーなどで随所にホワイトを入れると全体の印象が柔らかくなりますよ」
【style 2】美術館や音楽コンサートへ
「スカートのドレッシーさを生かしたフォーマルコーデは、ちょっと気を張るようなシチュエーションにも活躍中です! サーモンピンクのブラウスは、スカートと同じとろっとした素材で、きっちり感のあるアイテム同士でまとめました。あまりかっちりしすぎないように、レザージャケットやヴィンテージの『シャネル』のバッグ、ブラウンのタイツで適度な抜け感を。レオパード柄のバレエシューズを足元に取り入れて、トレンド感もプラスしています」
【style 3】パートナーと公園デート
「ノルディック柄のニットが主役です。歩きやすい太めヒールのブーツや厚手のソックスで、 休日のリラックス感を演出しています。全体をモノトーン配色で統一しているので、ニットだけでは少し寂しい印象になります。なので、あえてニットの下から白の長袖Tシャツの裾を出して、ほっこりしたニットとエレガントなスカートとのつなぎ目に。また、冬に映える赤のトートバッグを挿し色に。ポイントカラーには、バッグやストールなどで取り入れるのがおすすめです」
オフィスワークやフォーマルシーン、そして休日のカジュアルスタイルにも。幅広く楽しめる1着が完成しました! 細かいディティールを調整するからこそ、着回しや着こなしのイメージもしやすく、とっておきのお洋服になるはずです。あなたのワードローブにも、『THE ME』で仕立てた1着を加えてみませんか?
THE ME 神宮前
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前6-31-11 iori表参道 2階
TEL:03-4233-4000
https://the-me.tokyo/
Instagram:@the_me.tokyo
取材・文/阿部里歩