【松永加奈のフランス便り02】フランス流コミュニケーションの掟。フランス人はいつでもどこでも〝あいさつ〟がマストです。

フランス人 挨拶

パリ在住5年目のクウネル・サロン メンバー・松永加奈さんが、フランス流コミュニケーションの基本を教えてくれました。大切なのは大きな声でボンジュール!そしてにっこりスマイルだそうです。

「こんにちは」から始まるあいさつは、フランスでも大切なコミュニケーションツールです。知り合い同士のコミュニティだけではなく、日常のさまざまなシーンで「ボンジュール(こんにちは)」を使います。

バスに乗るときは運転手さんに、お店に入るときは店員さんにこちらから「ボンジュール」とごあいさつ。日本ではお店の方から「いらっしゃいませ」と声がけされますが、フランスでは「お邪魔します」という気持ちを込めて、お客さんからあいさつします。

訪問先のアパートやオフィスビルでは、すれ違う人に「ボンジュール」。もしエレベーターに誰かがいれば、見知らぬ人同士もあいさつを交わします。そして、どのあいさつでも大切なのは、相手の目を見て、声に出して言うこと。

日本には「会釈」という文化がありますが、フランスでは必ず声に出して伝えるのがマナーです。さらに、ちょっと笑顔がプラスされれば完璧! 黙っていると「感じが悪い人だな」と思われてしまうので、パリ生活を始めた当初はいつも緊張しながら、少し前のめり気味にあいさつしていました。でも毎日のことなので、今ではすっかり習慣になっています。

ほかにも、カフェでオーダーしたものが運ばれてきたときや、ドアを抑えてもらったときなど、何かとよく使うのが「メルシー(ありがとう)」。それに対して「ジュヴゾンプリ(どういたしまして)」と返すのがおきまりですが、ここにウインクのおまけが付くことも。こなれた感じがなんだか素敵で、「いいなあ、いつか私も」とひそかに思っていますが、さすがにこのテクニックは上級すぎて、まだ実践にはいたっていません。

なにはともあれ、あいさつを交わせばお互いに気分良く過ごせて、距離も縮まるというもの。フランスではぜひ大きな声で、いつでもどこでも「ボンジュール」!

元気のいい声が行き交うマルシェ。買い物のスタートは、笑顔の「ボンジュール」から始まります

バスやタクシーは乗車するときにあいさつします。いい声で返されると、ちょっと気分が上がります

見知らぬ人でも建物や空間を共有しているときは必ずあいさつします

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