【松永加奈のフランス便り59】パリの街の人たちが普段食べているおやつって?

クッキー専門店

在パリ6年のクウネル・サロンメンバー松永加奈さんのフランスレポート。今回のテーマは普段のおやつについて。パリはスイーツの聖地でもありますが、私たちが雑誌などで目にするハレではないケのお菓子も優秀品ぞろいだそう。今回は、フランスの人々に日常的に愛される500円以下のお菓子を紹介してくれました。

有名パティスリーや高級ショコラトリーが並び、スイーツに事欠かないフランス。きらきら輝くようなケーキやショコラは、いつ見ても心踊ります。でも、それは綺麗なプレートに取り分けていただく、ちょっとかしこまったスイーツ。小腹が空いたときにぱくっと食べるふだんのおやつは、近所で気軽に買える「甘いもの」です。

ボンヌママン クッキー
ジャムでおなじみ「ボンヌママン」のマドレーヌは我が家にも常備。同メーカーは他にもタルトやサブレなど焼き菓子のラインアップが豊富。
サンミッシェル サブレ
シンプルな味わいで、幅広い世代に長く愛されている「サンミッシェル」のサブレ。そのほか、お菓子メーカー「LU」の焼き菓子シリーズも人気。
クロワッサン
クロワッサンやパンオショコラといった、卵や牛乳、砂糖を使った発酵生地で作られる「ヴィエノワズリー」は、食事用ではなく菓子パンです。
りんご
子供も大人も、間食にフルーツを丸かじり。パリに来た頃、やけに道にりんごの芯やバナナの皮が落ちているなあと不思議でした。(ゴミはゴミ箱へ!)
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幼稚園や小学校の下校時間になると、子供たちはお迎えに来た家族やシッターさんから「goûter(おやつ)」をもらって、食べながら帰ります。メジャーなのは食べやすいサブレやマドレーヌなどの焼き菓子に、りんごやバナナといったフルーツ。ちなみにりんごはカットしてあるわけでなく、そのまま丸かじり。これは大人にもよく見る光景で「小腹が空いたらフルーツ丸かじり」は、フランスではメジャーなようです。また、クロワッサンやパンオショコラのような菓子パンも、子供から大人まで(私も)お気に入りのおやつ。帰り道のブーランジュリーで買ってもらい、嬉しそうに頬張る子供の姿を見ることもあります。

クッキー専門店
こちらはパティスリーの一角ですが、パリには間口の小さなクッキー専門店があり、おやつや手土産に重宝されています。日本のお菓子だと…何感覚?
エクレア
大きなエクレアは食べ応え十分で、チョコレート好きの心を満たす存在。ブーランジュリーのスイーツは紙でくるっと包まれているので、気軽にぱくっ。
フラン
みんなが大好きな「フラン」。こちらのお店はカスタート、ピスタチオ、パイナップルのバリエーション。やはり片手で食べるには重厚な気が…
シュケット
ぱらりとかかったお砂糖もおいしい「シュケット」。クリームなしで軽く、紙袋に入れてくれるので、こちらも気軽にぱくっと。
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ブーランジュリーでパンと一緒に並ぶスイーツは、日常でおなじみのおやつ。特に「フラン」(カスタードを焼き上げたケーキ)はみんな大好きで、メトロやバスの中でかじりつく人に何度も遭遇したことが。これ、ずっしり重くて片手で食べるものではない…と思っていたんですが、フランス人いわく「そうやって食べるもの」なんだとか。私がときどき買うのは、軽くてつまみやすい「シュケット」(焼いたシュー生地の砂糖がけ)。大抵量り売りで、少量から買えるのもポイント。大きめなサイズ感とたっぷりのチョコレート使いがうれしい「エクレア」も人気です。

Mamiche シュークリーム
お気に入りの「Mamiche」のシュークリームは1つ1€という、うれしいおやつプライス。家からちょっと遠いので、しょっちゅう買えないのが残念。
メレンゲ
日本ではあまりなじみのないメレンゲ菓子。こちらはケーキのベースですが、ブーランジュリーにはびっくりするほどの特大サイズがうられています。
HARIBO
ドイツ生まれの「HARIBO」ですが、フランス人は子供の頃から大好きな駄菓子だそう。写真におさまりきらないほど種類があり、量り売りの露店も。
モノプリ
スーパー(モノプリ)のPB商品のお菓子コーナー。ぱっと見ても、チョコレート入りがいかに多いかがわかります。
チョコレート
その中の「ヘーゼルナッツチョコレート」は私がパリで1番好きなお菓子。香りの良いチョコレートも真ん中のウエハースとのマリアージュも完璧で、絶対に1つで終われないのです!
チョコレート
1枚200円ちょっとのタブレットも十分美味しいフランスのチョコレート。いつも買うのはブラック(NOIR)のカカオ70%のもの。
ジェラート
アイスクリームが大好きなパリっ子たち。少しでも暑さを感じた途端、お店の前には一気に列が。こちらはうちの近所にあるイタリアンジェラート。
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いろいろなおいしい「甘いもの」が揃うフランスですが、私が知る限り大人も子供も大好きなのが、ドイツメイドのグミ「ハリボ」。友人のスイーツ(特にチョコレート)好きパリジャンも「ハリボは子供の頃から欠かせない」と豪語するほど。そして、スーパーの棚を見るたびに、フランスではチョコレートを使ったお菓子が多いなあと思います。子供の頃、バゲットやクロワッサンに板チョコを挟んで食べていたというパリジャンも。さすがショコラ大国!

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