デザイナー・島田順子さんの愛する「魂を持つ」アクセサリー。

日常のおしゃれを支えてくれる様々なアクセサリーたち。お気に入りを身につけ、気分まで輝けたら素敵ですよね。「長年ずっと愛用しているものは魂を持つ」と島田さんは言います。想いのこもった、島田さんのとっておきアクセサリーの出会いとコーディネートをご紹介します。

JUNKO SHIMADA デザイナー島田順子さん

失せたものもあるけれど、
長く愛用するものが手元に

1920年代のアールデコ調ペンダントは「20年以上前にサントノーレのアンティークショップで。開いたら鏡になり口紅をつけるのに便利だし、最高!と思い、清水の舞台から飛び下りる思いで」購入。オークションで手に入れたアールデコのブレスレットは「土台が華奢なので」何度も修理に出しながらも日常使い。「ボリュームをつけると雰囲気が出て、腕のシワも目立たなくなるので」と重ねづけしたバングルは、友人のイリアスさんの作品。「友達からの贈り物だからお守りのように着けている」グレーパールのリングが、人差し指で輝いて。

島田順子さんのステディといえば、このペンダント。「どんな服にも合うし、胸元が開いたシャツや V ネックの服にはこれが押さえになるから便利」というお気に入りです。

ダイヤモンドのブレスレットは「特別なときではなく、普段着に毎日着けて楽しんだ方がいいと思うから」、シルバーのバングルと異素材ミックスして。

「長年ずっと愛用しているものは魂を持つというか、その人の気が移るような気がするの。失ったものもあるけれど、今、残っているものは、そういう力を持っているから、身についてくれているのでしょうね」

島田順子さん 見た目アップ
ペンダントは本誌の誌面でもたびたび登場。2019年7月号より。

『ku:nel』2021年5月号掲載

写真 松永学/取材・文 黒澤弥生

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