一本100円の「チャンスフラワー」って?!規格外で廃棄されてしまう花で笑顔のチャンスを。虎ノ門の花店『hanane』。

hanane

通常ならば花市場にて廃棄されてしまう規格外の花を「チャンスフラワー」と名付け、1本100円で販売している『hanane』を取材しました。

月曜11:25、虎ノ門ヒルズの一本裏にある通りに、女性たちの人だかりができていました。列の前には色とりどりの花が並んでいます。そして、それから5分が経ち、時計の針が11:30になったときに、女性たちは思い思いに花を手にして、花の束を抱えています。

hana ne
現在毎週月・木曜日の11:30~18:30まで開催の「花つみ」。常時25種類ほどの「チャンスフラワー」が店頭に並ぶ。

これは虎ノ門の花店『hanane(ハナネ)』が毎週月曜、木曜に行っているイベント「 花つみ」。茎の長さや太さがまばらだったり、花が小さかったりと、市場では規格外の花としてハネられてしまう花をここでは「チャンスフラワー」と呼びます。そして、全国の花農家さんから集めた「チャンスフラワー」を販売するイベントです。

このイベントの仕掛け人は代表の石動力さん。「通常ならば花市場に出回らず捨てられてしまう花たち。少し個性的ではありますが、お花自体はとても綺麗で、ご自宅で楽しむには問題ありません。むしろお客さまの中には、『飾る時に自分の方を向いてくれて可愛い』『個性があって選ぶのが楽しい』と話してくださる方も多くいらっしゃいます」

茎のうねりや太さがまばらな「チャンスフラワー」。

茎に曲がりがあるものの花はとてもきれいなガーベラ。

ツートンカラーのバラ。新種かと思いきや、規格外なのだそう。

一本100円の「チャンスフラワー」でまとめたブーケ。こんなに買っても千円という驚き。

古いビルをリノベーションした素敵な花店。

チャンスフラワーをきっかけに、お花を買いに来るお客さんも多いのだとか。

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石動さんが目指すのは、「花のある暮らし」が当たり前の世の中になること。 石動 さんがかつて暮らしていたドイツでは、人々がなんでもない日に花を買い、花のある暮らしが当たり前でした。ですが、日本は花を買うのはまだ特別なこととしている人が多いのが現実……。「もっと気軽に花を」と思いついたのが「チャンスフラワー」でした。これは、消費者の私たちだけではなく、生産者もハッピーになる取り組みなのです。

この素敵なイベント、「行きたくても遠くて行けない」いう方も諦めないで。虎ノ門のショップを飛び出し、出張形式でカフェや古本屋、美容院などでの「花つみ」も行っています。気になる方はカレンダーをチェックしてください。意外に家やオフィスのご近所で「チャンスフラワー」に出合えるかもしれません。またオンラインショップでも取り扱いもあります。ぜひ、のぞいてみてください。

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