アパレル業界で長年活躍し、ファッションと共に生きてきた〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーの寺本美樹さん。上質なアイテムを自分らしく着こなすコーディネートは注目の的ですが、バッグなど小物類は重要なアクセントとなっているそうです。
金に染めた髪がクールな寺本美樹さん。子どもも学校を卒業し、「お母さん」的な役割が減ったいま、ファッションもより自由に楽しめるようになってきたと話します。
「昔着ていた、ちょっとデザインが効いているような服、しばらく寝かせていたのですが、最近また着るようになっていますね」
しばらく寝かしていて最近活躍しているアイテムといえば、『エルメス』のバッグがあります。
「つくりが丁寧でとにかく佇まいが美しいです。革小物はエルメスが大好きだったのですが、一時期、私にはエレガント過ぎるかも?と持たなくなっていた時期も……。でも、50代に入り年相応になってきたと感じ、再び愛用するようになってきました」
いくつか持っているなかで特にお気に入りがエルメスの〈マンジョワール〉。 バケツ型のフォルムとロープで作られたハンドルデザインが特徴的なハンドバッグ。大小のサイズが異なる穴が開いたパンチングデザインがポイントです。寺本さん曰く、馬のごはんを食べさせるための馬具がデザインソースになっているのだとか。
「意外に収納力があり、使い勝手がいいんです。遊び心あるパンチングや、ロープハンドル、円形フォルムがコーディネートのいいアクセントになってくれます」