ワクワクするインテリアや食卓を提案し続けているスタイリストの洲脇佑美さん。感度抜群のアンテナをピンと張り、素敵なもの探しをライフワークとしています。その過程で出合い、心を掴まれ、我が家へ迎え入れた道具を見せていただきました。【前編】はこちら。
■7■モカマスターのコーヒーメーカー
オランダ発の本格的なドリップマシン。「約50年前の発売当時からほとんど変わらない、オーセンティックなデザインにひかれました。9穴でお湯をまんべんなく行き渡らせるので、ハンドドリップコーヒーのような味に」
■8■ステンレスツール
左から「ウエストサイド3 3」のサーバー、「鳥部製作所」のキッチンスパッター(ハサミ)、「貝印」のピーラー。「どれもすっきり、キレのよいデザインが特徴です。もちろん、使い勝手もよく、メンテナンスしやすい」
■9■磁器製ミキシングボウル
イギリスの磁器メーカー「ジョン・ジュリアン」のミキシングボウル「片口のデザイン、柔らかい乳白色など美しい佇まい。飾るようにして収納しています。サラダを和えて、そのまま食卓に出しても映えます」
■10■キッチンクロス
撮影現場でも多用 するので、たくさん所有。きれいに畳んでかごに収めている。「白、黒、グレー、ブルーの4色のどれかの色と決めて集めています。最近、お気に入りのWEBショップFORSLAG DESIGNで何枚か買い足し」
■11■ガラスポット
「YAECA×日ノ出化学製作所」の耐熱ガラスのポット。「そのまま火にかけられます。ぽこぽことお湯が沸く様が本当にきれい。どっしりとした質感の多いキッチンでクリアなガラスのポットは、柔らかなアクセントに」
■12■ジャバラの鍋敷き
ドイツの「サイド バイ サイド」の木製伸縮鍋敷き。「使わないときはコンパクトに畳んでしまっておけるのが便利です。SとLの2サイズあり、Lサイズ(写真)のほうは鍋をふたつ置いたりできて、調理中に重宝します」
洲脇佑美/すわきゆみ
大阪芸術大学空間デザインコース卒業。インテリアショップの店長を務めた後、インテリアスタイリストに。雑誌・カタログ・広告等を手掛ける。http://www.suwakiyumi.com/
『ku:nel』2020年7月号掲載
写真 加藤新作 / 取材・文 鈴木麻子