恩田陸さんにインパクトを与えた3冊。8歳の頃、寝食を忘れて読んだ『チョコレート工場の秘密』

8歳の頃に読んだ『チョコレート工場の秘密』ロアルド・ダール 著 クェンティン・ブレイク 絵 柳瀬尚紀 訳

1964年発表の児童小説。チャーリー少年が暮らす街の謎めくチョコレート工場。工場見学に招かれたチャーリー達が体験する奇想天外な世界とは。評論社

20歳の頃読んだ『細雪』(上・中・下) 谷崎潤一郎 著

著者の代表作。1936年から41年の大阪の旧家を舞台に4姉妹の日常生活を綴った長編小説。絢爛な上流階級社会とキャラクターの描写が見事。角川文庫

50歳の頃に読んだ『存在の耐えられない軽さ』ミラン・クンデラ 著 千野栄一 訳

プラハの悲劇的な政治状況下を背景に、優秀な外科医、田舎娘、奔放な画家の不思議な三角関係を描く哲学的恋愛小説。甘美で切ない衝撃作。集英社文庫

誰しも人生の傍に本の存在があるのではないでしょうか。

時に新しい扉を開き、背中を押し、心を癒してくれることも。素敵に年齢を重ねる13人の方々 ...[続きを読む]

『クウネル』2024年11月号掲載 写真/加藤新作、 編集・文/今井恵、矢沢美香、取材・文/片岡えり

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『クウネル』NO.129掲載

素敵に年を重ねるためにしたいこと、やめること

  • 発売日 : 2024年9月20日
  • 価格 : 1000円 (税込)

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