50歳前後は、旧友との人生の合流地点【卒母のためにやってみた50のことvol.4】
「いつまで『母』を続けるのだろう?」。中学校、高校、と子どもが年を重ね、思春期を迎えるころ。母としての気力や体力は、かつてに比べてパワー不足だと感じることはありませんか?そんな疑問に向き合い、学び、「卒母(そつはは)」という新しい考え方を打ち出したグラフィックデザイナー・田中千絵さんの著書から、実行してみたい4つの考え方をシェアします。思春期の子の母、家を寮と捉えると平和かも【卒母のためにやってみた50のことvol.3】に続き、連載第四回目です。
※本企画は、田中千絵さんの手描きで構成された『卒母のためにやってみた50のこと』(大和書房)からシリーズ4回でご紹介します。
母である自分の棚卸ししてみよう
この本では、わたしが見直してみた50のことを共有しています。プロローグでは「母の役割をとらえ直す」と題し、自分の一日を可視化したり、家族の現在地を確認したりを試みています。
1章ではさらに踏み込んで、「母である自分を棚卸ししてみる」に取り組みました。家庭や家族に向き合う前に、まずは自分に向き合うことが、大切だと思っています。この棚卸しの作業を通して、わたしは自分にかけられていた呪縛に気づくことができました。
~(中略)~
家庭の状況って、本当にそれぞれなので、「うちではできないな」とか「ここは困ってないかも」など、当てはまらないことも多いかもしれません。それでも、何か一つでもヒントになればうれしく思います。その時々の自分の気持ちや、家族のフェーズに応じて、気になるページから開いてみてください。
卒母とは?
「母の役割」を捉え直してみよう、と自分の一日を可視化したり、家族の現在地を確認する作業を行った著者・田中さん。そこで見てきたこととは?
#提言4_卒母の旅に出て、人生に向き合う
PROFILE
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卒母のためにやってみた50のこと~がんばる母さんやめました
母親の役割をとらえ直し、家族それぞれの自立を目指し、母が自分軸で生きるために。あたらしい家族のためにやってみた50のアイデア。やわらかい絵と文で綴るイラストブック。
『卒母のためにやってみた50のこと~がんばる母さんやめました』(大和書房)
240P 1,760円
出版社HP