17世紀オランダ風俗画の影響が認められることから “北欧のフェルメール” とも呼ばれるデンマークの画家・ハマスホイ。日本でも2008年に初の展覧会が開催され、ほぼ無名の画家だったにもかかわらず話題となりました。そのときから、約10年。再びハマスホイの作品が来日中です!
柔らかな光が差し込む室内。見る側に背を向けて静かに立つ女性。“北欧のフェルメール”とも呼ばれるデンマークの画家・ヴィルヘルム・ハマスホイ、そして彼と同時代のデンマークの画家たちの展覧会が、21日から上野の東京都美術館で開かれています。
美しく謎めいて、言葉少ない独特の世界観。19世紀末から20世紀初頭の北欧の人々の暮らしぶりも垣間見られる展示に、心の中がすーっと落ち着いていくようです。
展覧会が開かれるたび、ファンはどんどん増えているというハマスホイ。絵に漂う静かで穏やかな世界観を感じに、ぜひお出かけください。
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ハマスホイとデンマーク絵画
会期:1月21日から3月26日
会場:東京都美術館
東京都台東区上野公園8−36
休室日:月曜日
開室時間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
https://www.tobikan.jp/