ハマると沼が深い?!愛嬌たっぷりの犬フレンチブルドッグ。芸人・ロッチの中岡創一さんが語る、フレブル愛。
「フランスらしい犬」といえば、その名の通りフレンチブルドッグ。小柄ながっしりボディに愛嬌たっぷりの表情。その魅力にひかれているという芸人・ロッチの中岡創一さんの「フレブル愛」に迫ります。
暇さえあれば〝推し〟を眺めて癒しと元気をもらっています。
芸能界きってのフレンチブルドッグ好きとして知られるロッチの中岡創一さん。長年フレブル愛を温めながら、いつか最高の相棒を迎える日を待ち望んでいるそうです。
「こんなに愛を語ってるのに『飼ってへんのかい』って突っ込まれるんですけど、今は海外ロケのため長期で家を空けることが多い生活。迎えるのはきちんとお世話できる環境になってからにしたいんです」
そんな中岡さんの日課は、SNSでフレンチブルドッグの写真や動画を眺めること。現在フォローしているインスタグラムのフレブルアカウントはなんと約200。空き時間や移動時間はほぼ「フレブル鑑賞」にあて、日々癒されているそうです。
「10年以上前に当時ユーチューブで人気だったミルコくんの動画を見たのがきっかけ。『フレブル中毒』という言葉があるくらい、一度その魅力にハマってしまうと抜け出せなくなるんです。そこからお気に入りの子がどんどん増えていきました。見た目が愛らしいのはもちろん、ごはんを食べるのが下手くそでポロポロこぼしたり、いびきをかいたり、隙のあるところがたまらないですね」
今いちばん会いたい〝推し〟をたずねると、真っ先にあがったのが、脱力系フレブルとして人気のぼんぼんくん。中岡さんのラブコールを伝えると、すぐに対面が実現しました。
フレンチブルドッグってこんな犬種なんです。
ぺちゃんこの短い鼻、大きな立ち耳、小柄ながらがっしりした体躯が特徴。19世紀ごろにイギリスで誕生したブルドッグの小型種がフランスに渡り、交配を経て進化したと言われています。友好的で甘えん坊、人懐っこく遊び好きな性格も愛される理由。
↑写真のフレブル:ぼんぼん
嫌なことがあると逃げるのではなく全身脱力して拒否する姿がテレビやネットニュースなどで取り上げられ話題に。Instagram:@bon.bonstagram
隙だらけなところがたまらなく愛くるしい!
人見知りすることなく、どんと構えているぼんぼんくんに出会った瞬間デレデレになる中岡さん。散歩したりドッグカフェで過ごすうちにすっかり仲良しに。飼い主さんに話を聞くと、子犬の頃からおじさんのような落ち着きぶりだったそうで「僕も堂々たる子を選ぼう」と、ぼんぼんくんと触れ合いながら未来の相棒へのイメージも固まってきたよう。
「美しい犬はきれいだなと思うんですけど、嫉妬なんですかね?それで終わってしまう。フレブルはもちゃっとした顔に愛着が湧くというか、すべての表情が愛くるしい。ぼんぼんくんは白目をむいたり脱力したり、個性的な姿もたまらないですね」
見た目に反して意外とデリケートで手がかかるけれど、そんなところも愛おしいという飼い主さんの話に大きくうなずきます。
「相棒を迎える時は、相応の覚悟を持って大切にしたい。いつか出会うべきタイミングに出会えるんじゃないかなと、楽しみにしています」
フレンチブルドッグのここが好きなんです!
1:もちゃっとしたルックス
2:ごはんを食べるのがあまり上手じゃないところ
3:グーグーいびきをかいたり犬とは思えない隙がある
4:意外とデリケートなギャップ
中岡創一/なかおか・そういち
1977年生まれ、奈良県出身。2005年にコカドケンタロウとお笑いコンビ・ロッチを結成。日本テレビ『世界の果てまでイッテQ!』などのバラエティ番組でお茶の間の人気者に。特技はフィールドホッケーで日本ホッケー協会のアンバサダーを務める。
写真/鳥羽田幹太、取材・文/吾妻枝里子
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『クウネル』NO.136掲載
なにしろ「フランスびいき♡」なもので
- 発売日 : 2025年11月19日
- 価格 : 1,080円 (税込)