究極の窓拭きルール。整理収納アドバイザーがたどり着いた最強の掃除法を伝授!

新しい年を迎えるにあたって、普段しない箇所の掃除をしてみようという方もおおいのでは?〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーで、整理収納アドバイザーの青木美詠子さんが長年思考錯誤してたどり着いた掃除法についてご紹介します。第一弾は「窓拭き」です。

step1_窓拭き

我が家の窓拭きをご紹介します。長年試行錯誤して、徐々に定着してきた手順です。まず『レデッカー』の〈ハンドブラシ〉でカーテンのホコリをはらって。カーテンレールは、消毒用エタノールで拭いていきます。

毛が柔らかく、デコボコした場所に便利。

レールが乾いているうちに、砂ボコリを掻き出しておきます。これはコーヒーミルの掃除ブラシ。8年以上は使い倒していますが、同じものが見つからず。毛足が長すぎず、コシの強いものがよいかと。歯ブラシより断然使いやすく、我が家の隅っこ掃除の必需品です。

次に網戸。〈あみ戸びっクリーン〉を水に濡らしてこするだけ!(私はその後、ウエスで網戸を拭き取り)水洗いも簡単です。

次にガラス。水をたっぷりスプレーし、スクイージー『テラモト』〈プロワイパー R-30〉で上から下へ。なるべく間に跡が残らないように。外側は汚れが多いので、同じことを2回繰り返します。

スクイージーを下までおろしたら、毎回汚れをぬぐい、次へ。

水滴を取り切れない端などは、乾いた新聞紙をまるめて拭いています(小窓は最初から新聞紙で)。

これでガラス終了。とにかく布で拭くより、スクイージーのほうが革命的にラクです!

step2_レール部分

次にレール部分。step1のスプレーで垂れた水も利用して拭きます。

使うのは自作の道具。強度のある針金を曲げ、アルミテープで固定しただけですが、もうこれがないと家中の隅の掃除はできないほど。割り箸より細くて折れず、しなりも絶妙。13年以上使っています。

先端にウエスをかませて拭きます。気持ちいいくらい、隅まで掻き出せるのです。代用するなら、鉄製の箸とか。

完成!常に全窓がこうではありませんが、なるべく長く保てれば(現在、築8年)。

また、あんまりないですが、ポツポツ黒くなっている場合、消毒用エタノールで拭き取っています。ひどければ、「窓枠用」のカビ取りジェルもネットで発見。一般的なカビ取りジェル(塩素系)は強力ですが、アルミ等に付くと変色の恐れもあるそうなので、目立たないところで試してから。

消毒用エタノールは、「IP」のほうが安価。日頃からこのままウエスに含ませ、家中を掃除しています(スプレーに詰め替える場合、アルコールに耐性があるものを)。

でも消毒用エタノールは、注意も必要。コロナ禍で勝手口のドアノブを拭き続けて数年後、気づいたら周囲がうっすら白くなっていました(数年の蓄積?)。拭いていたほうのノブは素材の違いなのか、大丈夫。

なので、素材確認や目立たない場所で試すのはとても大事です。目立つ玄関や窓枠は、水拭きが安心。また床にこぼすと、塗装が白くなる場合もあるのでご注意を。

年末は忙しくて、大掃除があちこちできない場合も多いですよね。でも窓だけは拭いたと思うと、少し肯定感が増すのでおすすめ。でも本当に疲れていたら、何もしない選択肢もありだと思います。その分、来年から1年の間に小分けにやればよいのです。無理はせず、できる分だけやってみましょう。

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この記事の
プレミアムメンバー

青木美詠子

1963年生まれ。整理収納アドバイザーの資格をもち、不定期にさまざまな自宅セミナーを開催。個人へのお片付けサービスも行う。著書に『あおきみさんち、家を買う。』(マイナビ出版)など。長年実践する「冷えとり」に関する著書も。
https://www.aokimi.com/
Instagram:@aokimieko1616

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