「肌」について楽しく学べる! 白老町・コスメパーク『ナチュの森』で展覧会「なるほど! 肌とからだチャレンジ展」が開催中
スキンケアメーカー「ナチュラルサイエンス」「ナチュラルアイランド」が北海道・白老町に構える『ナチュの森』。現在ギャラリーで開催中の企画展「なるほど! 肌とからだチャレンジ展」は、「キレイって楽しい」という思いが込められた、楽しいコンテンツが盛りだくさん。自分だけのアロマミストを作るワークショップやパフュームバーで「香り」を深掘りする体験コーナーもあり、丸1日たっぷり満喫してきました。
楽しい仕掛けと工夫がたくさん。「なるほど! 肌とからだチャレンジ展」
早速、ギャラリーへ。会場は5つのセクションに分かれていて、「肌」「スキンケア」そして「からだ」についての解説が分かりやすく展示。同時に体験・体感できるよう、さまざまな工夫が各所にあり、実はナチュラルサイエンスの社員一同による“手づくり”という、熱のこもった企画展です。
会場に入ると早速チャレンジコーナーが! 乾燥肌の「ガサ子」としっとり肌の「うる美」に、ほこりや化学物質に見立てた“ワルワルボール”を投げて、肌に悪いものはどちらのカラダにくっつきやすいかを実感。
からだの中で一番身近と言ってもいい「肌」。そもそも「肌ってなに?」からスタートするこの展示。そういえば、よく知らないかも…というギモンを抱きながら会場の中へ。
エリア1では、「肌」って実は“臓器”なんです、という再認識から、紫外線や外的刺激から肌を守る「角層」にフォーカス。なぜ人間は、紫外線の脅威にさらされている地球上で生きていけるのか? 年齢によって肌は変化する?...などの興味深い内容が、肌の断面模型やグラフなどで分かりやすく解説。
自分の肌のことを知ったら、次は「正しいケア」を学びます。
「肌質×敏感度」のダブルチェック方式で、より正確な肌診断が可能。中でも、一番驚いたのは、スキンケアを行うときの“指の圧力”。理想の「20g以下」を目指してスケールを使って指の力を測ってみたり、“うるおい肌”の模型を触って自分の肌と比較したり。これまでの肌のお手入れを見直すきっかけにもなり、低刺激スキンメーカー「ナチュラルサイエンス」ならではの知見が発揮された展示でした。
エリア2は、子どものスキンケアの方法を親子で学ぶ「スキンケアめいろ」。ダンボールで作られたこの迷路も、社員による手づくりなのだとか。迷路の中に設置されたスキンケア方法にまつわるクイズを解きながら、今日からできるスキンケアの基本を知ることができます。
他にも、大人のエイジング悩みをマンガで解説するエリアや、からだを使ってリンボーダンス(柔軟性)やカーリング(集中力)などを試せるメニューが用意された「からだチャレンジ」エリアなども堪能。
目指すは「キレイって楽しい」。
見て、触って、体験することで、なるほど! と、感じる工夫もたくさん。肌やスキンケア方法を改めて知ることができ、楽しく健やかに「キレイ」を目指すことを教えてくれた展覧会でした。
自分だけのアロマミストをつくる「パフュームデザイン」体験
『ナチュの森』では、“香り”に関するさまざまな体験プログラムも楽しめます。
その中で今回は、アロマを組み合わせて自分好みのアロマミストをつくるワークショップに参加しました。
嗅覚を研ぎ澄ませて香りの世界にどっぷり!「香りのラボ」
フレグランスデザイナー監修の「香りのラボ」では、「ナチュラルアイランド」の商品で使われている精油の香りの展示や、香りを足していく調香のプロセスを嗅覚で体験できたりと、様々な角度から「香り」の世界を紹介しています。
精油の香りを嗅ぐことができるパフュームバー。「香り診断カード」に好きな香りをチェックしていくと、自分好みの香りの傾向が分かります。
香りに関する知識をQ&Aで紹介。トビラを開けた中に答えが。
豊かな水源と自然に囲まれた『ナチュの森』。このほかにも、選書が素晴らしい「ライブラリー」や、湧水を使ったドリンクがいただける「蒸留カフェ」など、自分のペースでゆったり過ごせる場所も。また、日本一の湧水の魅力をたっぷりと堪能できるトリートメントサロン「アクアサロン」や、スキンケア商品をつくる工場「ナチュラルファクトリー北海道」の見学ツアーなど、体験・見どころも大充実。
『ナチュの森』のある白老町へは、新千歳空港から高速道路を使って約50分とアクセスも良好。施設の中でたっぷり楽しむ冬のアクティビティとして、ぜひ足を運んでみてください。
ナチュの森
住:北海道白老郡白老町虎杖浜393-12
電:0144-84-1272
営:10:00〜17:00
定休日:水曜・木曜(祝日は営業)
公式HP:https://nachunomori.jp/
「なるほど! 肌とからだチャレンジ展」
開催中〜2026年9月頃まで開催予定
https://nachunomori.jp/seasonal/hadatokarada_challenge
写真・文 神保亜紀子