年の初めは浅草でおいしいものとお買い物!初詣ついでに立ち寄りたいスポット【東京散歩まとめ】

新しい年が始まりました。もう初詣には出かけましたか?新年最初のお出かけは、心新たに一年の幸せを願う大切な時間。せっかくのお出かけ、ちょっと足を延ばしてぶらぶら街歩きを楽しんでみるのはいかがでしょうか。東京の東側は、歴史ある寺社をはじめ、おしゃれなお店やカフェが並び、新年の散策にぴったりです。今回は、過去に人気のあった浅草・蔵前のおすすめスポットの記事をまとめてご紹介します。

ノスタルジックな雰囲気漂う蔵前エリアの人気カフェ『喫茶 半月』

バーカウンターや壁面収納、テーブルはオーナーのテイさんの手作り。壁面にはお店で使われているオールドノリタケの器やカップをディスプレイ。

看板メニューである季節のシュー 700円(写真は苺とチョコレート)、カフェラテ 620円。

浅草に通うこと20年以上という漫画家・コラムニストの辛酸なめ子さんから、浅草・蔵前エリアのとっておきのスポットを教えていただきました。

※クウネル2024年5月号「私の好きな東京」の記事を再編集して紹介します。

『喫茶 半月』は、蔵前を代表するカフェ『from afar』の姉妹店として誕生した大人の喫茶店。季節のシューをはじめ、ロールケーキやレアチーズケーキなどのデザートはオーダー必至。半月焙煎研究所のコーヒーと合わせてどうぞ。

「女友達とお茶をすると気分があがります。平日の午後や夕方など、ちょっぴり落ち着いている時間帯に行くのが好き」(辛酸さん)

お隣に店舗を構える『半月焙煎研究所』。喫茶店ではこちらで焙煎されたコーヒーが味わえます。撮影/松永加奈

同店ではテイクアウトOK。シングルオリジンから好みの豆を選び、ハンドドリップで丁寧に淹れられたコーヒー片手にぶらり歩きも◎。撮影/松永加奈

喫茶 半月

住:台東区蔵前4-14-11-103
営:12:00~19:00
休:無休

手土産にもぴったり!浅草発の行列菓子『菓子工房ルスルス』

ビスコッティ、マドレーヌ、フィナンシェなどMADE IN 浅草の焼き菓子が並ぶ。

元日舞の稽古場だったという日本家屋を改装。

姉のあゆ子さん(右)と妹のまゆ子さん(左)

クッキー缶、鳥のかたちのクッキーと夜空缶はともに 1,792円

新田あゆ子さん、まゆ子さん姉妹が主宰する焼き菓子店。2007年東麻布でスタートし、2012年から浅草に工房を併設した店舗をオープン。良質の素材を使い、すべてをこの地で丁寧に作っています。店のシグネチャーともいえるクッキー缶は「手土産にもベスト」と辛酸さん。ちょっと懐かしい雰囲気でバッグに忍ばせられる小ぶりサイズなのもポイント。

菓子工房ルスルス

住:台東区浅草3-31-7
営:12:00~18:00
休:日、月曜

目利きが選んだ良品が並ぶ『道具屋 nobori』

器は国内窯元のプロダクト品が中心。

人気のグラスは価格帯が1000円前後と買いやすい。

道具屋noboriの雰囲気に寄り添うナチュラルでやさしい服が並ぶ。

グラスや陶磁器、カトラリーなどの生活用品の店。蔵前の伝説的カフェ『from afar』で使用する器やグラスを販売していたのが始まりというだけあり、日常使いできる手頃な品が中心。そのなかに、「背伸び」して手に入れたくなるような、アンティークの洋皿や作家物の器がちらほらと。

「商品はバラエティ豊かで、蔵前に来る楽しみのひとつとなるような時間が過ごせます」(辛酸さん)

道具屋 nobori

住:台東区寿3-7-1
営:11:00~18:00
休:水曜

欲しかった「かご」がお手頃価格で!『水木屋馬場商店』

古くから職人さんが多い「ものづくりの町」として知られる台東区蔵前。こちらにある、クウネルライターが愛してやまない、蔵前のかご問屋『水木屋馬場商店』をご紹介します。

※この記事の初出は2023年10月です

籐や竹、柳などを使った製品を専門に扱う卸売店ですが、小売り販売をしているので、業者さんだけでなく一般客もお買い物ができます。さまざまなかご製品がずらっと山盛りに並ぶ様子は圧巻。初めて訪れた時は思わず「おぉぉ!」とつぶやいてしまったほどです。

ひと言で「かご」といっても商品はさまざま。トレー1つとっても、サイズや色、素材違いでこの通り。撮影/松永加奈

セレクトショップで見かけるものが、ざっくり無造作に置かれている業務用スタイル。撮影/松永加奈

いつの時代も人気のかごバッグ。人(私)はなぜ、こんなにもかごバッグに惹かれるのでしょうか……。撮影/松永加奈

店内には藤などで編まれた商品ばかりが500点以上もあるそう。そして何といっても卸売店、小売価格とはいえ驚くのはその安さです。プライスタグを見ては「え?」の繰り返し。中にはお菓子屋さんでよく見るレース編みのトレーや、高級な山葡萄のバッグもあり、あまりの楽しさに右往左往。そんなわけで、まずは心を落ち着かせ、ひと通り眺めてからお買い物……が正解です。

水木屋馬場商店

住:東京都台東区蔵前4-6-7
公式ホームページ・オンラインショップ
※年始の定休日、営業時間はホームページをご参考ください

『クウネル』2024 5月号掲載 写真/有坂政晴、取材・文/阿部里歩、鈴木麻子

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