ふたたびの大阪は『フォーシーズンズホテル大阪』へ。新しい大阪の魅力をたっぷりと!

大好きなあの地へもう一度旅したい。クウネルが提案する旅企画「ふた旅」。
今回の旅先は、来年の万博開幕を控え、躍動する街・大阪。関西育ちの私にとって、何度でも訪れたくなる大好きな街です。
今夏、堂島エリアに開業した『フォーシーズンズホテル大阪』での滞在では、これまで知っていた大阪とはまた違う魅力を感じることができました。

大阪のダイナミックなスカイラインを見渡す天空のホテル

37階フロア「バー・ボタ」からの夕景。

フォーシーズンズホテル大阪』の客室とレストランは、船の帆をモチーフにした49階建ての高層ビル『One Dojima』の上層階。大阪市街のビル群やハイウェイの景色がホテルをぐるりと囲んでいるように広がり、まるで天空にいるような居心地です。

大阪のスカイラインが一望できる上層階のデラックスルーム。眼下に見える川の景色は、水の都・大阪を一層感じさせます。

部屋備え付けのバスタブはユニークな正方形。

客室は和のエッセンスを取り入れた美しいインテリア。特に、SIMPLICITYがインテリアデザインを手がけた28階の特別コンセプトフロア「GENSUI(玄水)」は、ムードがまた異なります。

エレベーターでフロアに到着すると暗闇の世界が広がり、明るい客室とのコントラスト=「陰陽」を演出。まるでホテルの中にモダンな旅館が出現したかのようなつくりも、またユニークです。

全21室が畳敷きの間。昭和西川と共同開発したマットレスタイプの敷布団は、快適な寝心地。

このフロアの宿泊者のみが利用できる日本茶サロンでは、朝食や日本茶、お茶菓子をいただけます。窓からのビューも見事!

SIMPLICITY、キュリオシティ、 デザインスタジオ・スピン、3つのデザインスタジオが関わっていることもあり、フロアによってインテリアデザインが異なるのもホテルのこだわり。鳥居の朱赤や、大阪城の石垣をモチーフにした石壁など、和を取り入れたモダンな空間があちらこちらに見られ、興味を惹かれました。

「バー・ボタ」とチャイニーズレストラン「江南春(ジャンナンチュン)」がある37階のフロアは、水都大阪をイメージした水のインテリアでゲストを出迎えます。

エレベーターホールもフロアによって趣が異なります。鳥居をイメージした朱赤を漆調で仕上げたデザインは、まるでアートピースの一部のよう。

切り出した石を組み合わせ、大阪城の城壁をイメージしたインテリアが用いられているゲストルームも。重厚感たっぷり。

絶景とともに、グルメもウェルネスも有意義に

ホテルにはプールや貸切風呂を備えたウェルネスフロア、5つのレストラン&バーを備え、大充実。窓からはダイナミックなランドスケープが広がります。

36階のスパ&ウェルネスフロアには、大阪を一望できる16mの屋内プールが。ハイドロマッサージ機能付きのバイタリティープールを備え、一日の疲れも癒してくれる。

本格広東料理がいただけるシグニチャーダイニング『江南春(ジャンナンチュン)』は、『フォーシーズンズホテル シンガポール』でミシュランの星を獲得しているレストラン。

帆立の葱生姜和え、鮑の清酒蒸し、烏賊の花椒マリネの前菜からスタート。

金華ハムをダブルボイルした出汁がたまらない〈蒸し伊勢海老と金華ハムのソース〉。

細かく包丁で刻んだ、この上なく美しい豆腐花のデザート〈鏡花水月〉。

『江南春』と同じ37階にある『バー・ボタ』では、目の前に広がる夜景を存分に。大阪の新たなナイトスポットとしても話題になりそう。

朝食は1階『ジャルダン』にて。フォーシーズンズホテルのおいしいバーチャーミューズリーと、隣にあるベーカリー『ファリーヌ』の焼きたてクロワッサンとパンオショコラを。

この秋には新たなレストラン、フレンチのスターシェフ、ヤニック・アレノが監修する『鮨 ラビス 大阪 ヤニック・アレノ』がオープン。前菜・握り鮨・デザートの3部からなる「おまかせ」コースは、日本料理にも精通するアレノ氏の芸術性が光る、イノベーティブな料理が楽しめます。

水上クルーズで感激。大阪の魅力を再発見

『フォーシーズンズホテル大阪』に滞在したら、ホテル独自のアクティビティもオススメです。

実は、大阪は水の街。ちなみに、ホテルのある堂島はかつて先物取引場があったエリアで、まさに商業の中心地だったそう。
大都市の真ん中を縦横無尽に川が流れ、物を運ぶ水路交通として活用されていた、その様子がよく分かる「堂島プライベートクルーズ」は、クルーズ船に乗って川から大阪の街並みを楽しむというもの。

間近に見る橋の数々(大阪は「橋」が付いた住所や駅名がたくさんありますよね)からは“商業都市”大阪の歴史を感じ、頭上に広がる大阪の街並みもとても新鮮に見えます。

大阪好きの私も知らなかった、また新たな大阪の楽しみ方を教えてもらいました。

2025年は、大阪・関西万博の年。大阪へ行くなら充実のホテルステイも視野に計画を立ててはいかがでしょう。

フォーシーズンズホテル 大阪

住:大阪府大阪市北区堂島2-4-32
TEL:06-6676-8682
公式サイト:https://www.fourseasons.com/jp/osaka/
レストラン&バー:https://www.fourseasons.com/jp/osaka/dining/

取材・文 神保亜紀子

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