11/2〜5に『益子陶器市』開催。あわせて行きたいアンティークショップを益子ツウがガイド

さりげない絵本のディスプレイに愛情を感じ、一冊、一冊が愛おしくなり、手に取りたくなります。

店の奥には中庭があります。中庭の光を通した古いガラスたち。青い薬瓶はよく見ると手作りならではの細かい気泡などがあり、その可愛さに見惚れてしまいます。

古くは呉服屋さん、その後は工場として使われていたという歴史を感じる建物。
作り込み過ぎず、いろんな国の物が混じった自由な感じが私のツボで心地よいムード。

異国情緒を誘う外国の絵葉書はなぜか外国人のお客さんに人気なんだとか。浮世絵などと一緒に購入されるそうです。

益子の内町地区にあるので『内町工場』と名付けたんだとか。電柱の上の方で電線を支えているガイシは内町工場らしいアイテムのひとつ。

カウンターに鎮座しているクラッシックなレジ。2011年のオープン当時1ヶ月ぐらいのつもりで使い始めたそうですが今でも現役でお店の顔です。

『時余利』は2021年に内町工場で素敵なアンティークショップがオープンしたと教えてもらい、すぐに伺って好きになったお店。

趣のある古いガラスの引き戸が落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

店主曰く「生活を彩るもの、愛でて心豊かになるもの」を厳選しているんだとか。

衣類、器、照明器具など多種多様なものにも統一感があります。

鏡、カトラリーなど美術品のように並び、好きな人がどんどんハマっていく気持ちがわかります。

生活道具の洗濯板と木のしゃもじは、当初とは別の使い方をイメージできるような現代的な組み合わせに。

見やすいディスプレイで店内にはゆったりとした空気感が流れていています。

キャッチーな招き猫や日本の民藝玩具などが益子焼らしい飴色釉薬の陶壁の前に飾られています。

昨年、オープンしたばかりのお店は濱田庄司記念益子参考館に近い陶芸村の奥。以前は喫茶店だったと言うお店は赤い扉が目印です。

「中南米の気取り過ぎない雰囲気が好き。」という店主の言葉通り、気軽に手にできる品が多く、アンティークということを忘れて魅入ってしまいます。

SECOND HAND SHOP 中古知新のレリーフ。

パイレックスの調理器具やホーローのポットなど、日常的に使える実用性、デザイン性ともに高いものを選んでいるそうです。

お小遣いで買えるピンバッチやブローチなどもあり、子どもからご年配の幅広い客層のハートをキャッチしているのも頷けます。

学芸大学の生活雑貨の店『MIGO LABO』の店主であり、フォトグラファーとしても活躍する、〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバー石黒美穂子さん。美味しいもの好きの ...[続きを読む]

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プレミアムメンバー

石黒美穂子

フォトグラファーとして女性誌、WEBなどで活躍。生活雑貨のセレクトショップ「MIGO LABO」(東急東横線・学芸大学駅)のディレクターも務める。
https://www.migolabo.com/
Instagram : @migolabo @ishiguromihoko

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