パリの圧倒的なクリスマス・デコレーション4選!パリ歴20年マダムが厳選しました
パリとフランスにまつわる情報サイトTRICOLOR PARISの主宰・荻野雅代さんと桜井道子さんおふたりが、毎月交替でフランスから日々の暮らしをご紹介。今月は桜井さんが、パリのクリスマスデコレーションを案内してくれます。
#01_ギャラリー・ラファイエット
11月、オスマン通りの老舗デパート2軒でクリスマスウィンドウとイルミネーションが始まって、今年もパリのクリスマスシーズンがついに幕を開けました。日が暮れるのがどんどん早くなり、なんとなく気分が落ち込んでしまいそうなこの時期ですが、クリスマスの華やかなデコレーションを眺めていると、気持ちも晴れます。
欠かさず見に行くのはギャラリー・ラファイエットのドーム天井の下に登場する巨大ツリー。今年も設置された翌日に駆けつけ、毎時0分と30分に始まる2分ほどの音と光のショーを楽しみました。昨年はグリーンがベースで少し地味だったのですが、今年はらせんになったツリーがキラキラしていて好み!ドームのステンドグラスや各階のバルコニーの美しさ、すべてまとめて素晴らしくて、まさにクリスマスのパリの名物です。
#02_Merci
マレ地区の人気コンセプト・ストア『Merci』もクリスマスの準備は万端。おうちのインテリアのアイデアになりそうなディスプレイも素敵で、とにかくお店に入った瞬間からワクワクします。フランスのクリスマスは家族で過ごすもので、子どもだけでなく大人どうしでもプレゼントを贈り合うことが多いので、大人向けのものもたくさん。普段とはちょっと違うものを買いたくなるこの季節、パリの雑貨屋さんではオリジナリティあふれる小物がたくさんそろうのでショッピングがますます楽しみなのです。
#03_プランタン
ギャラリー・ラファイエットと同じころに、お隣のデパート、プランタンでもクリスマスのショーウィンドウが、今年はなんとカトリーヌ・ドヌーヴさま出席のもとで開幕しました。ラファイエットのように大きなツリーはありませんが、店内のいたるところにかわいいツリーが置かれていて、歩いているだけで幸せな気分になります。
今年のパリの秋は例年に比べると気温もそこまで下がらず、トレンチコートで身軽に歩きまわって満喫していたのですが、ついに11月の終わりから真冬の寒さがやってきました。街にはクリスマスツリーやイルミネーションがいたるところに設置され、みんながクリスマスの訪れを心待ちにしているのが、ひしひしと伝わってきます。
#04_ヴァンドーム広場
高級宝飾店が立ち並び、最高級ホテルの1つであるリッツ・パリもあるヴァンドーム広場は、クリスマスシーズンがなによりも最高です。お店それぞれのデコレーションはもちろん、広場に散りばめられたツリーは、ため息が出るほどの美しさです。
撮影・文/桜井道子
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トリコロル・パリ
荻野雅代さんと桜井道子さんのユニット。パリとフランスにまつわる情報サイトTRICOLOR PARISを主宰。最新ニュースやカルチャー、旅行・観光情報をはじめ、さまざまな情報を発信している。初のエッセイ『フランスの小さくて温かな暮らし365日~大切なことに気づかせてくれる日々のヒント』(自由国民社)は6万5000部のヒットに。
https://tricolorparis.com/