草間彌生やターナー、200年に及ぶ光の作品が競演する『テート美術館展 光』をレポート【クウネルアート】
今注目を集めている美術展、国立新美術館(港区六本木)で開催中の『テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ』。実際に訪れてみた感想などを交えてレポートします。
『テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ』
イギリスのテート美術館に収蔵されている作品から「光」に焦点を当てキュレーションされた本展。絵画、写真、彫刻、素描、キネティックアート、インスタレーション、映像など、18世紀〜現代の作品120点を見ることができます。
宗教や神話の信仰啓蒙、古典的な詩などの影響を受けた感情の時代について、理想化した空想、チューブ絵の具の発明と戸外スケッチ、定点観測のような室内画、光の実験としての写真、学問としての色と光、文明機器の電球。
表現方法に異を唱えていく変遷と、触れることのできない光の効果を芸術家たちは追求してきたのだな……と学びのある展示でした。
グッズも豊富!
すごい賑わいでグッズ売り場の撮影をしそびれてしまいましたが、豊富なポストカード、マグネット、トートバッグ、本展では展示はされていないのですが、テート美術館といったら!のオフィーリアのポストカードもありました。
じっくりと鑑賞するには〜2時間を目安に、入場することをお勧めします!(ライターY)
テート美術館展 ターナー、印象派から現代へ
会場:国立新美術館 東京都港区六本木7-22-2
会期:2023年7月12日(水)〜10月2日(日)
開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
国立新美術館『テート美術館展 ターナー、印象派から現代へ』展覧会HP 国立新美術館公式インスタグラム