初めての料理、土地の人との交流、心動く景色……。旅でしか得られない体験はいくつも。「そろそろどこかへ 」。そんなあなたを刺激する「あの旅 」を写真とともにシェアしてくれました。
甲斐みのりさん/かいみのり
文筆家
旅や散歩、お菓子、建築などを題材に書籍や雑誌に執筆。近著は『歩いて、食べる 京都のおいしい名建築さんぽ』(エクスナレッジ)。
和歌山/南紀白浜
おいしい食事とのんびり散歩で四季の移ろいを感じる。
仕事でもよく訪れていますが、数年に一度は友人たちと旅行に。和歌山はお魚がとてもおいしくて、夜ご飯を楽しみにしています。 毎回訪れるお気に入りの場所は、旧居「南方熊楠邸」。庭を散歩しながら、のんびりとした気持ちで過ごしています。
そして熊野本宮大社や大斎原も。近くにある湯の峰温泉は、熊野古道の聖地とされています。熊野詣は「蘇り(よみがえり)」の意味があると言われていますが、心身ともに新たな気持ちになれます。
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『クウネル』2022年11月号掲載
取材・文/阿部里歩、田代 格、友永文博、船山直子、石毛幸子