バナナの葉に盛り付けたカレーは本場そのもの。「南印度ダイニング ポンディバワン」の魅力をデザイナーの福間優子さんが語ってくれました。
オーナーシェフのアントニー・サミーさんは、南インドの街ポンディチェリーの出身。故郷の味を伝えたいという思いで作るカレーは、日本人に合わせて辛さを調節している以外はどれも本場のまま。
バナナの葉に、サンバル(野菜と豆のカレー)、ラッサム(辛い定番スープ)、プーリー(パン)、ライスも合わせて10種類が乗った「ランチミールス」(¥1,250)は一番人気。南インドに根付くアーユルヴェーダの考えに基づいた、薬膳カレーも。福間さんがよく注文するのは「ベジミールス」。「ボリュームが満点で、友達と食べるのが楽しいお店」
==福間優子さん その他のおすすめの店==
●SHIBATAYA CURRY STAND&BAR〈吉祥寺〉/月3回TACOS shopに現れる知る人ぞ知るカレー店。「ワンコイン程で豊富なカレーが楽しめる」
●アンジャリ〈下北沢〉/南インドやスリランカ料理がベース。「エビ
カレーと酸味強めのサンバルのセットがお気に入りです」
南印度ダイニング ポンディバワン
住:東京都大田区矢口1-7-9
電: 03-6715-2888
営:11:00~15:00LO、17:30~22:30LO
休:第2・第4火曜
ふくま・ゆうこ
書籍やパンフレットなどで紙ものを中心に活動するデザイナー。料理のレシピブックなどのエディトリアル、デザインを数多く手がける。
『ku:nel』2019年7月号掲載
写真 水野聖二/取材・文 赤木真弓