目黒の「インテリアストリート」がいまは、食通が集う「グルメストリート」として進化中
学芸大学の生活雑貨の店『MIGO LABO』の店主であり、フォトグラファーとしても活躍する、〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバー石黒美穂子さん。「インテリアストリート」として知られる目黒通りが、いまは「グルメストリート」になりつつあるのだとか…。
新しくオープンした素敵なイタリアンにと、行きつけのインテリアショップについてレポートしれくれました。
若きシェフが腕を振るうイタリアの郷土料理
目黒通りは港区白金台から目黒駅前を通り、世田谷区の多摩川まで全長10kmほどの道路です。
2000年頃、山手通りから環七辺りまでの約3キロほどの間が「目黒インテリアストリート」と呼ばれ、北欧家具店やこだわりのインテリアショップなど大小さまざまなショップがたくさんありました。当時は我が家も引っ越したばかりで家具や照明器具を探しに出掛けたものです。
時は流れ、今では大きなインテリア雑貨の量販店(ニトリ)がオープンしたり、古い家屋がマンションに建て変わるなど、町の雰囲気も様変わり。最近では知る人ぞ知る飲食店が増えており「グルメストリート」になりつつあるんだとか。
そんな目黒通りに新しいレストランが出来たと聞いて行ってきました。
イタリアの伝統的な郷土料理を広めたいと若いシェフがオープンした『Grolla(グロッラ)』。
お料理はアラカルトでオーダーでき、ドリンクはワインだけでなくレモンサワーのようなカジュアルなドリンクもあるトラットリアです。
店舗は3階建てで1階はオープンキッチンとカウンター、2・3階は家族や友達と落ち着いて食事できるテーブル席でフロア貸切も出来ます。
伝統的なイタリアンが少なくなってきてる昨今、気取らない郷土料理はどこかホッとする味わいで目黒通り散策の帰りに一杯飲みに立ち寄るのにもってこいです。
Grolla(グロッラ)
住:東京都目黒区中町1丁目25-19
電:03-4400-3225
営:17:30〜24:00
休:日曜日
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イギリスのアンティークショップで「世界でひとつ」の宝物を掘る楽しみ
そんな様変わりしている目黒通りに今でも「インテリアストリート」の名残を感じる私の好きなお店があります。
6年前にオープンしたイギリスのアンティークを扱う『ARTICLE(アーティクル)』は家具がメインのアンティークセレクトショップで雑貨類も取り扱っています。
年に2回ほどイギリスに買い付けに行く店主のセレクトはクラッシックなタイプからモダンなものまで年代も多岐に渡っています。店内はまるでイギリスのアンティークショップのような雰囲気。
個人的にガラスの小物類が好きなので、カラフルなペーパーウェイトが並んだコーナーに魅入ってしまいました。
訪れるたびに気になるコーナーがあり、一点物のアンティークならではの楽しさを満喫しています。
変わりつつなる目黒通りですが新しいショップとの一期一会の出会いが待っています。アップデートされた目黒通り散策に出掛けてみてはいかがでしょうか?
ARTICLE(アーティクル)
住:東京都目黒区目黒4-11-4
電:03-5724-3478
営:12:00〜19:00
休:水曜
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※写真の商品在庫についてはお店にお問い合わせ下さい。
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この記事の
プレミアムメンバー
石黒美穂子
フォトグラファーとして女性誌、WEBなどで活躍。生活雑貨のセレクトショップ「MIGO LABO」(東急東横線・学芸大学駅)のディレクターも務める。
https://www.migolabo.com/
Instagram : @migolabo @ishiguromihoko