大切にしている宝物を『クロムハーツ』セールススタッフの法香さんに見せていただきました。
ぴしっと伸びた背筋が印象的な法香さんがアメリカのジュエリーブランド『クロムハーツ』で働き始めたのは50代のはじめ。それから18年、ずっと若いスタッフと共に店頭に立ち、いまやショップの顔ともいえる存在です。
ここで働き始めるずっと前、テレビのファッション番組でブランドの存在を知ってからの筋金入りのファン。見せてくれた私物の『クロムハーツ』はみな10年、20年愛用のものだけれど、全く古びたところがありません。
「家にアートを飾るのが好きな人がいるけれど、私は身に着けるのが好き。クロムハーツは私にとって、身に着けるアート作品なのです」
のりか
クロムハーツ トーキョー セールススタッフ。横尾忠則事務所にてマネージャーとして働いたあと、「縁あって」以前から愛用していた『クロムハーツ』のスタッフに。写真のアイテムを身に着けて、トップセールスとして活躍中。
『ku:nel』2020年3月号掲載
写真 目黒智子/取材・文 船山直子