スタイリスト歴25年。また、男女問わず500人以上のお客様に、コーディネートのアドバイスや、お買い物に同行し、アイテム選びのお手伝いをするファッションコーディネートサービスLiltin’(リルティン)も主宰し、幅広く活躍している植村美智子さん。そんな実践ファッションのプロである植村さんがおすすめしてくれたのは、こだわりのシルエットとディティールが魅力のシャツ。この夏、どんな着こなしをしたらおしゃれになるのか、お聞きしました!
パリ1区に住む女性の世界観を表現し、自然体なモードスタイルを提案するブランド『プルミエ アロンディスモン』の「タイプライターバンドカラーシャツ」(19,800円)。植村さんは、白とモカの2色をリコメンドしてくれました。
とにかくキレイなシルエット
「ゆったりしたシルエットながらも適度にハリのある生地感で、ゆるすぎず、きちんとしすぎないので、大人の余裕を感じさせるスタイルを作ってくれます。ボトムスにインをしなくても、着こなしやすい丈感と裾のラインも優秀です。横から見たときにとてもキレイです!」
1枚で今年らしいスタイリングになるという。それぞれ、どんな色のアイテムを合わせて、どんな風に着こなしたらいいでしょうか。
着こなしのコツ
「もしパンツなら、太すぎないスッキリめのワイドパンツを。スカートは腰回りにボリュームが出ないタイトスカートやマーメイドスカートと合わせれば、バランスが取りやすいです。また、ボタンを一つだけ開けて、気持ち後ろに抜いて着るのがおすすめ。やりすぎず、さりげなくを意識してみてください。袖をロールアップするとまた違った雰囲気になりますよ!」
サイズはどうする?
サイズは36と38の2サイズ展開。リラックス感あるシルエットですが、どちらを選べばいいか悩みます。
「わたしの身長は151cmですが、問題なくそのまま着こなせます。わたしは36を着ていますが、同じ位の背格好のお客様で、38をゆるっと着るほうが似合う人もいました。逆に、きれいめなスタイルが多い160cmの方は、36が着こなしやすい、ということもありました。お店に行けるなら、両方試着してみるのをおすすめします!」
取材・文 阿部里歩