スタイリスト・安野ともこさんのスナップ。20年以上前に買ったマルジェラのシャツをいまの感覚で着こなし

安野ともこ

新品で買って長らく持っている服や古着……。昔生まれの服を魅力的に着こなす4人を取材。時間に育まれた服のキャラクターがご本人のおしゃれ魂、服への愛と溶け合って個性の嵐。スタイリストの安野ともこさんに、昔の服を主役に 自分らしく着る醍醐味を伺いました。

特徴ある昔の服を主役に 自分らしく着る醍醐味。

「服好き古着好きに加え、手に入れた服が古くなるのを見つめているのも好き。特にデザインや素材、柄が独特なものをまた着たくなる日を待って取っておく。30年、40年になる服もけっこうあります。古着ならもっと年を経ていますね。今年着れるかなあと袖を通しては戻し」

安野ともこ

古着ドレスシャツの袖を畳むように前立て部分に仕立てたシャツ! 特徴的な襟の形はそれゆえ。帽子の下は『エルメス』80年代のスカーフ。

ついに久々当たり年を迎えたのがこのシャツ。『マルタン・マルジェラ』が古着のリメイクを出していた頃購入した、一点ものだそう。元々デザインソースは19世紀の服とされる『ポール・ハーデン』のカーディガンを重ねるなどで、テイストと耐久年の複雑な古さMIXに。

安野ともこ

髪色にも合う白ベースのスタイルに古いアイテムを落とし込む。はやりのファーベスト、実は10年以上前の『マルニ』。『マルタン・マルジェラ』今季のtabiブーツは経年変化が楽しめるレザーと聞き購入。

PROFILE

安野ともこ/やすの・ともこ

舞台や映画、アーティストの衣装・スタイリングで活躍する傍ら、2007年からジュエリーブランド『CASUCA』を主宰。CASUCA×Ed TSUWAKIコラボレーションジュエリー『©BEAUCOUP!』も発表したばかり。

写真/玉井俊行、取材・文/ 原 千香子

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『クウネル』NO.137掲載

パリ・東京、最新スナップ194

  • 発売日 : 2026年1月20日
  • 価格 : 1,080円 (税込)

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