50代のスウェットはポイント次第でグッと垢抜ける!7バリエ公開【スウェットコーデ/後編】

大人カジュアルの素敵なコーディネートが人気の〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバー・Canaria(カナリア)さんが、前回の『50代のスウェットはメリハリをつけて脱・部屋着感!4バリエ公開【スウェットコーデ/前編】』に引き続き、こなれ感のあるスウェットのおしゃれな着こなしをレクチャー。後編のキーワードは「白」。スカートの合わせ方も併せてご紹介いただきます。
白がポイントの大人カジュアルなスウェットパンツコーデ4選
前回ご紹介したパンツは、裾が絞られていないストレートタイプのスウェット素材でした。そこで今回は、裾が絞られたデザインの、いわゆるスウェットらしい形のボトムスを使ったコーディネートです。
去年あたりからスウェットパンツが気になっていたものの、良いなと思うものはなかなか良いお値段。着こなせるか少し心配だったので、プチプラで試してみたいという思いもあり、ユニクロのキッズを購入してトライしました。
\グレーのスウェットパンツコーデ1/
コーデのテーマは「午前中にテニスを楽しんだあと食材を買い出しに行くときの着こなし」。オフの日の気軽なお出かけのイメージです。
トップスはコットンニット、パンツは昨年購入したユニクロのキッズアイテムです。裏がボアで暖かく、年末の大掃除にも活躍した1本。とてもカジュアルなスタイリングなので、アップルウォッチで手元に都会的なアクセントを、パールでフェミンな雰囲気を加え、足元にボリュームのあるスニーカーをセットして全体をまとめました。ポイントを散らしてメリハリを付ける着こなしです。

トップス(Canaria Style)、スウェットパンツ(UNIQLO KIDS)、Tシャツ(GAP)、シューズ(ASICS GEL-KAYANO)、バッグ(無印良品)、ネックレス(Canaria accessory)
\グレーのスウェットパンツコーデ2/
同じスウェットパンツコーデで小物を変えたスタイルです。こちらのテーマは「家で仕事をしていたけれど、急に呼び出されて近所でランチ」のようなイメージ。着替えたくはないけれど、部屋着感は無くしたいというときですね。
パールネックレスでフェミニンさを、淡いピンクのバレエシューズでさらに甘さと抜け感をプラス。大きめの白のバッグで、ラフでさわやかな雰囲気を出してみました。襟元がポイントになる白Tはマストアイテム。とにかく白Tをはさんでおけば、部屋着感から一歩脱却できる気がします。

トップス(Canaria Style)、スウェットパンツスウェットパンツ(UNIQLO KIDS)、Tシャツ(GAP)、
シューズ(LOTTADESIGN.)、バッグ(楽天ショップ)、ネックレス(Canaria accessory)
\グレーのスウェットパンツコーデ3/
前回のブラックのスウェットと、今回のグレーのスウェットを組み合わせました。「抜け感のある大人の甘系カジュアル」をテーマにストラップシューズを合わせ、スウェットとは対照的なエレガントな要素を入れています。
上半身に少しボリューム感とツヤを出すため、ミニバッグを斜め掛けしました。同じバッグでも手に持つより斜め掛けすることで、雰囲気が軽やかになり、大人の可愛らしさも演出できると思います。
\グレーのスウェットパンツコーデ4/
コーデ3にスポーティなアイテムを取り入れたスタイリング。「自転車でスポーツジムに行くアクティブスタイル」をイメージし、カラーはグレーと黒の2色でシンプルにまとめています。
スポーティ過ぎると感じたら、白Tをチラ見せし、パール(ネックレスやイヤリングなどのアクセサリー)をプラスすると、程よくバランスが取れます。足元は定番のコンバースよりも、ボリュームのあるスニーカーのほうがしっくりきました。

トップス(無印良品・メンズ)、スウェットパンツ(UNIQLO KIDS)、Tシャツ(GAP)、シューズ(ASICS GEL-KAYANO)、バッグ(THE NORTH FACE)、ネックレス(Canaria accessory)
カジュアルダウンで洗練されたこなれ感あるスカートコーデ3選
スウェットはスカートと相性が良いのが便利なところ。フェミニンやコンサバティブ、派手な柄でも受け止めてくれて、私の好きなカジュアルに寄せやすいので、スカートスタイルでも重宝しています。
\スウェット×スカート1/
スウェットに少し真面目な印象のチェックスカートを合わせました。グレーのスウェットはどんな色とも合わせやすく、幅広いコーディネートに活躍します。
\スウェット×スカート3/
インパクトのあるグリーンのチェックスカートに黒のスウェットを合わせたコーディネート。適度にオーバーサイズのスウェットが、スカートの甘さを和らげてくれます。絶妙に力の抜けた雰囲気になり、キメすぎないバランスに仕上がるのもスウェットの魅力ですね。
カジュアルなトップス、スポーティな足元、ガーリーなスカートを組み合わせたミックスコーデです。ロゴスウェットは少し子供っぽくなりがちですが、ロゴがかすれたようなデザインや、コントラストが強すぎないものを選ぶと、大人でも取り入れやすいと思います。

トップス(L'Appartement)、スカート(Canaria Style)、シューズ(ASICS GEL-KAYANO)、バッグ(blancle)
今回、使いこなせていなかった(大人にはちょっとハードルが高そうな)王道スタイルのスウェットパンツにトライしてみたところ、バランスとシルエットをおさえれば、着こなしの幅が広がることを発見。スウェットコーデは楽しいことが分かりました。動きやすくて洗濯も気軽にでき、旅行にもぴったりなスウェット。この春はもっと活用していきたいと思っています。
構成/松永加奈
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プレミアムメンバー

カナリア
1969年生まれ。自身のコーディネートや等身大の暮らしを綴ったブログ『Canaria Style』やSNSが、大人の女性たちから人気を集める。不定期で自作のアクセサリーも販売。
https://ameblo.jp/pikoriino/
Instagram:@canaria_rs