みんなが笑顔で写っている楽しいシーンの写真は「陽」の気をつくります。廊下や階段のように殺風景になりやすい所に飾ると効果的。暗い表情や泣いている顔の写真を飾っては逆効果、ご注意を。

「赤」「白」「黄色」は「陽」の気をつくる色です。インテリアに「陽」の色を適度に取り入れると、連動して室内の「陽」のレベルを高めることができます。

また、どんな色でも明るいトーンが「陽」で、暗かったり濃い目のトーンが「陰」を強めると考えられています。

動きのある水が部屋にあると、「陽」の気をつくります。ボウルにはったような動かない水は「陰」の水、「陽」の気は生まれませんので注意を。

動きのある水も飾る場所によっては不運を強めてしまうこともあるので、水槽やインテリア用噴水は、風水本格派向けの方のアイテムといえるでしょう。

元気な観葉植物は、光合成をして日中は酸素を供給する「陽」の存在です。しかし夜には人と酸素を競合し、二酸化炭素を出す「陰」な存在に変化するので置く場所を選びます。日あたりのよいリビングや玄関のすぐ外に飾るのは安全で、風水の効果がある程度得られるでしょう。

キャンドル、暖炉や薪ストーブなどが発する本物の「火」は、「陽」の気をつくります。しかし、本物の火は時にコントロールできないほど強くなり、不運を強めてしまう恐れもあります。方角と強弱の調整が必要な風水本格派向けのアイテムと言えるでしょう。

照明は自然光ほどではありませんが「陽」の気をつくります。明るい電球に変える、電気を消さずにずっとつけておくだけで、空間の「陽」のレベルを高めることができます。

明るい曲調でアップテンポな音楽は、空間の気を「陽」にする力があります。スローなチル系の曲や、悲しい歌詞の歌などは「陰」を強める場合があるので、正しい選曲が必要です。

寒い日も窓を開け、新鮮な空気を最低でも一日に一度は部屋に取り込んでください。第２位と同様、正午より前の方が良い状態の「陽」の気をとり込むことができます。

太陽の光、自然光は室内の「陰」の気を克服するバランスのとれた「陽」の力をもたらします。正午より前の時間帯の方が室内の陰陽バランスを整えるには適しています。

風水を信奉する国や地域では、龍の時間である辰の刻（7-9am）が最も効果的だといわれています。

人が集まると、強力な「陽」の力、活気が生まれます。前向きな気持ちの人ばかりだとしたら一層素晴らしい「陽」の気がもたらされます。人の悪口を言ったり、足を引っ張ろうとするような人は、はじめから誘わないことです。