【パリスナップ3選】ミックスファッションで素敵に!パリ女性のおしゃれメソッド
ハイブランドやアンティーク、ハンドメイドなど、好きなものを上手に組み合わせておしゃれを楽しむパリの女性たち。型にはまらない自分流がモットーな彼女たちのスタイリングをチェック!
ラフなスタイルを絶妙なカラーバランスですっきりと
フォトグラファーのキャロルさんは、デザイナーがフィービー・ファイロ時代(2008~2018年)のセリーヌのシャツに、COSのパンツというお仕事ファッション。シャツと合わせた配色のアクセサリーは、ギリシャ土産と友人のアクセサリーブランド『vanrycke』のブレスレット、真ん中は娘さんのヘアゴム!
「仕事柄、ファッションは動きやすくてコンフォータブルなスタイルがテーマです」。ゆるめのパンツは黒で引き締め、アクティブな足元は白スニーカーで抜け感を。ハイブランド1点投入のラフな着こなしが素敵です。
モダンに着こなすレトロな白シャツワンピース
「祖母が着ていた1950年代のシャツワンピースを大切に着ています。袖の美しいレースがお気に入りです」という、子供服ブランド勤務の女性。太すぎない黒ベルトとコンパクトな黒バッグで、メリハリを付けながら白を引き立たせるバランスがお見事。
靴は『Les Sabot de Marie』のキャメルカラーのサボで軽やかに。ブラウンやキャメルで全体をまとめる配色センスはお手本になりそう。
素材感と小物使いで上品な大人のナチュラルスタイル
メイクアップアーティストのアンガーさんが纏うのは、古着のワンピースとパンツで、どちらもシルク製なのだそう。バッグはZARAのメタリックと、出身地のウクライナで買ったというハンドメイドを併せ持ち。
「ファッション業界で働いているためか、ブランドを前面に押し出す感じが好みではなく、ナチュラルなスタイリングをコンセプトにしています」ブランドは気にせず、お買い物はフィーリングが基本というアンガーさん。タイトなヘアスタイルと小物の合わせ方も見習いたいテクニックです。
撮影/川井麻美