初夏は靴下おしゃれを。「永久交換保証」をうたう靴下メーカーの新作快適ソックスとは?

学芸大学の生活雑貨の店『MIGO LABO』の店主であり、フォトグラファーとしても活躍する、〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバー石黒美穂子さん。永久交換OK?!とことん履き続けられる丈夫でおしゃれな『GLEN CLYDE』の靴下の記事でも紹介した、靴下メーカーのグレンクライドから発売されているハイスペックソックスについてレポートしてくれました。

締め付けナシの、ゴムとさよならするソックス

グレンクライドはスタンダードな定番物からファッション性の高いものまでさまざまなタイプのブランドを展開しているソックスメーカー。海外の大量生産では出来ないハイクオリティーの国産ソックスは定評があります。

そんなグレンクライドが足の悩みに応え快適な状態をキープするために開発した3種類の「Wellness Socks」を昨年発売しました。

まずは靴下のゴム問題。誰もがゴムがキツすぎたり、ズルズルと下がってきて困ったという経験ありますよね?そんな悩みを一気に解決するのが〈Traceless/ゴムとさよならするソックス〉。

ゴムの代わりに0.2mmの透明のシリコンプリントがくるぶしより上の内側に施されています。このシリコンプリントと肌との摩擦で落ちないようになっていて、効果抜群。特に足にくっつくわけでもなく、初めて履いた時は全く締め付けのない自然な感触に驚きました。

ゴムが一切使われていないので圧迫感がなく、靴下のゴムの締め付けが苦手な人や足がむくみがちな人に好評というのもうなずけます。

グレンクライドでは国産の強みを生かして新素材の開発や色にもこだわり、オリジナリティーを追求。かゆいところに手が届く着眼点には脱帽です。

シリコンプリントは肉眼では一見、気づかないくらい。この形状や薄さは試行錯誤の末にやっと辿り着いたそうです。

合わせやすいカラーバリエーション。ブラックはビジネスマンにも人気なんだとか。

ツートーンのグッチのローファーと組み合わせたトリコロールコーデ。
ゴムを使っていないのにずり落ちてくることのない新感覚。

銀座からも近い『日比谷 OKUROJI 』にある直営店はシックなインテリアで落ち着いて買い物ができるスポットです。

和紙とシルク素材でムレ知らず

気温が高くなると足の蒸れが気になる方も多いのではないでしょうか?〈WASILK Short(ワシルク・ショート)〉は吸湿性&通気性の優れた和紙とシルクに独自開発した珪藻土繊維を掛け合わせて編まれた逸品。

和紙ソックスはいろいろありますが、シルクとのコンビネーションが最高で履いた時のさらりとした感触や足にフィットする感じが気に入っています。これからの季節は素足で過ごすことが多くなりがちですが、今年は明るめカラーのソックスで爽やかなコーディネイトに挑戦しようと思います。

『KEEN 』の〈ユニーク〉との風通しの良い組み合わせ。

スニーカーソックスタイプもあり、好みのタイプを選べます。

23.5~27cmのフリーサイズなのでプレゼントにも最適。

土踏まず部分のホールド感は心地よく、ウォーキングにも良さそうです。

内側シルクの五本指ソックス

以前よりいろいろな五本指ソックスを試してきましたが薄いものだとすぐにダメになってしまったり、指のフィット感がイマイチだったりとなかなか良いものはありませんでした〈COZY(コジー)〉はまさに私の求めていた五本指ソックスで気温の低かった冬には大変、重宝しました。

内側のシルク素材は汗を吸湿し、保湿に優れていて快適です。外側のメリノウールは保温性が高いので外出時にはブーツと組み合わせ最強の防寒アイテムとしても大活躍。シルクの肌触りで履き心地が良いので春になっても愛用しています。

かかと部分がないので左右を変えて履けるのは長持ちする要因。ウールとシルクのコンビネーションで理想的な五本指ソックス。

ショート丈のブーツにはぴったりの少し長めのサイズ感。

一年中取り扱いがあり、冷えに悩む人の救世主として注目されています。

すごいサービス、永久交換保証とは?

(靴下=消耗品)という常識を覆し、穴が開いたら「永久交換保証」を約束するLIFE  LONGシリーズ。私は現在発売中のクウネル5月号の「選び抜いた、日用品のベストチョイス」で自信を持ってご紹介させて頂きました。

長いものだと2年半程愛用していますが薄くなったり、穴が開いたりすることもなく、未だにくたびれる様子が全くありません。思わず「交換される方っていらっしゃいますか?」と伺うと「もちろん、いらっしゃいます。」との答えですが実際にはあまり多くない様子。それもそのはずで、年々ブラッシュアップされているので同じアイテムでもどんどん丈夫になっているとのこと。

作業などで足を酷使される方やたくさん歩かれる方、また歩き方に癖がある方などのヘビーユーザーからの厚い信頼を得ているようです。

今回、お話を伺って開発というと何だか大袈裟かもしれませんがそれぞれの商品開発プロジェクトに長い道のりがあることを知りました。

購入してかなり経っていますが全て現役バリバリのLIFE LONGシリーズの現在の姿。一番左のブラック杢は約2年半、真ん中のネイビー、右のチャコールは約1年半程経過しています。

裏返してみるとそこの部分の糸が擦れて少し毛玉のような状態になっているのがわかります。履いていても気にならないのでノープロブレム。

発売当初よりカラーバリエーションも増えたLIFE LONGの店頭の様子。

店頭のPOPに半信半疑で店に入ってくるお客様も。スタッフの話を聞き、商品を手にして購入されるお客様も多いんだとか。

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この記事の
プレミアムメンバー

石黒美穂子

フォトグラファーとして女性誌、WEBなどで活躍。生活雑貨のセレクトショップ「MIGO LABO」(東急東横線・学芸大学駅)のディレクターも務める。
https://www.migolabo.com/
Instagram : @migolabo @ishiguromihoko

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