圧巻の切り紙絵にフォーカスした「マティス 自由なフォルム」展をレポート!【クウネルアート】
六本木の国立新美術館で開催中の『マティス 自由なフォルム』展に行ってきました。絵画にとどまらないマティスの作品群の素晴らしさとは?
昨夏、大充実のマティス展を上野で堪能したばかりだというのに、また、東京で見られる幸せよ!
六本木の国立新美術館で開催中の『マティス 自由なフォルム』に行ってきました。初期から晩年の作品まで約150作品以上が見られるのですが、晩年の切り紙絵にフォーカスされていて、とにかく楽しい。
大胆で伸びやかな形、鮮やかな色彩、かっこいい余白とレイアウト。アートに明るくない私でも、直感的に「気持ちいい!」「好き!」と心が躍ります。
圧巻なのは、ニースのマティス美術館からやってきた大きな大きな切り紙絵〈花と果実〉。シンプルな模様の反復なだけなのに、感動が詰まっています。また、ヴァンスのロザリオ礼拝堂の再現も胸を打たれます。いつか絶対に行きたいと、夢見ること何十年。。まさか、向こうからこちらへやってきてくれるなんて!奇跡に感激です。
会期は5月27日(月)まで。あと2回くらい行きたいな。(編集S)
マティス 自由なフォルム
会期:〜5/27
会場: 国立新美術館
開館時間:10:00〜18:00(金・土曜は20:00まで(展覧会入場は閉館の30分前まで)
休館日: 火曜
※こちらの記事はクウネルのInstagramより転載・加筆してご紹介しています。