もはやマスクは標準装備、リーディンググラスも手放せず……のマチュア世代(50、60代)。付けたり、外したりが楽にでき、かわいくカスタマイズできるストラップはいかがですか?〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーの月川敦子さんが、行きつけのヘアサロン&アートスペース『traffic』で見つけたチャーミングなストラップをシェアしてくださいました。
「ここ数年は老眼もすすみ、リーディンググラスを携帯することは日常。
掛けたり外したりに便利な、グラスコードを探していたんです」という月川さん。ショップで目にするコードはどこか「おばさんぽい」雰囲気で、ピンとこなかったと話します。
そんなとき、行きつけのヘアサロン&アートスペース『traffic(トラフィック)』で出合ったのが、このマスクストラップ。キャンディカラーのパーツや、動物やリボンなどキュートなモチーフが連なるコードは、カラフルでポップでとにかくかわいい!
『traffic』の広報で、『JUNKO SHIMADA 』などのプレスも務める中西千帆子さんがひとつひとつつくっているハンドメイドです。〈猫とばら〉〈睡蓮〉〈くろねこ〉など、どれも個性的でかわいい。迷った月川さんは作者・中西さんに選んでもらいブラウンの丸パーツをベースにピンクの熊がかわいいものを購入しました。
「マスクストラップですがメガネにもOK。専用の留金具を手芸店で買い足しアレンジしました。 やわらかい印象のメガネにも、ビビッドな色味のものにも、意外にすんなりマッチしました。デザインやカラーリングは中西さんのセンスで本当に素敵なうえ、とてもしっかり作られていて、さすがです」
制作者の中西千帆子さんにもお話を伺いました。
「我が家の二匹の犬の狂犬病予防注射証明の鏡札をわかりやすくするために、キーチェーンを手作りしようと、パーツを集めたのがキッカケ。プラスチックのカニカンやビーズなど少し多く届いたので、お店に来てくださる子どもたちに、ちょっと楽しいマスクストラップがあったらいいかも?と去年の子供の日用に作ったのです。意外にもお子さんより、お母さんたちに評判がよかったんですよね」
コロナを機に、サロンがある自由が丘にいる時間が増えた中西さん。すると、街で暮らす野良猫たちの存在も気になり……。そして、保護猫の病院代やフード代のための基金用にも!とストラップをたくさん作ることにしたのです。
「ご近所さんをはじめ、スタイリストさんや編集の方たちが買いに来てくださり、InstagramやWEBに載せてくださいました。遠方からのお問合せも増えたため、トラフィックのオンラインショップでも販売することになりました。最近ではPARCOのウクライナ支援イベントに参加させて頂いたり、ビックリなのですが、嬉しい悲鳴中です」
なるべく軽い素材を選んでいるというストラップは、 付けていることを意識させない軽やかさ。「イヤリングを選ぶように毎日のコーディネートに使っていただけたら」と中西さんが話すように、付ける楽しさに満ちたハッピーアイテムです。
traffic/トラフィック
住:東京都目黒区自由が丘1-25-21
電:03-5726-3363
休:毎週水曜日・第1、第3火曜日
HP:https://traffic-pr.com/
オンラインショップ:https://daystraffic.stores.jp/
●月川敦子さんのおしゃれアイデア、そのほかいろいろ
◎セルフ「お直し」でジャストフィット。ぴったりサイズだとすらっときれいな着こなしに。
◎この春は足元で遊ぶ。服はベーシックでもソックスが華やかな、大人のカジュアル。
◎’80年代カルチャーの象徴! わたせせいぞうさん、江口寿史さんのイラストで甘い思い出が蘇る?!