暖かさと寒さが混在する季節の変わり目。そんな気温差も考慮した賢い大人の女性たちの重ね着ファッションをスナップしました。春先のコーディネートの参考にどうぞ。
木津由美子さん
(58歳・編集者)
「ショートヘアを活かして、首まわりにおしゃれのポイントをおくようにしています」という木津由美子さん。インナーは襟がスカーフとして使えるノースリーブ。脱ぎ着しやすい羽織りものを合わせて、温度調節が楽にできるようにしているそう。アウター以外を黒でまとめて〈バレンシアガ〉のコートの大きめシルエットをすっきりと着こなして。
山下りかさん
(56歳・ライアー(堅琴)奏者)
身にまとうもので自分の思いやイメージを表現したいという山下りかさん。 この日はシルクを重ねて、やわらかなイメージを演出。ワンピース代わりの〈Yoli〉のシルクキャミソール、 〈fruit of life〉のシルクローブ、さらにその上に〈TOWAVASE〉のキルトローブをレイヤード。「シルクは重ねても軽やかで、実は暖か。」(山下りかさん)奥行きのあるレイヤードスタイルです。
岩崎聡美さん
(58歳・スタイリスト/IRO salon主宰)
スタイリストとして活躍する傍ら、カラーセラピスト、パーソナルカラリストとしても活躍する岩崎聡美さん。「色のセラピー効果って絶大なので、好きな色をどんどん取り入れてほしいです。私は本来ベージュが似合わない肌色なのですが、今シーズンはベージュに惹かれて〈ノーク〉のセットアップを新調。羽織りや小物を黒で引き締めてバランスをとりました」 (岩崎聡美さん)
写真/玉井俊行、酒井麻由子、目黒智子 取材・文/吾妻枝里子、酒井祥子 再編集/久保田千晴
●ファッションに関する記事、他にもいろいろ。
◎フランスマダムは「チェック」がお好き!上品にもカジュアルにも演出できる、チェック柄が主役のコーディネート4選。
◎【今すぐ真似したい着こなし3選】指先から華やかに!おしゃれマダムの共通点「シルバーリング」を取り入れて。
◎【フランス人女性の最旬デニムスタイル5選】カジュアルな中にも上品さを忘れない、大人の着こなしをチェック