東京の街で出会ったおしゃれなカップルをスナップ。同じ時を刻んできたおふたりは、コーディネートの雰囲気もどこか似ています。それぞれのスタイルのポイントを交えてご紹介します。
クリエイター夫妻の自由なスタイル
真鍋太郎さん(イラストレーター)
藤原ようこさん( コピーライター)
小物使いが上手なようこさんは〈ブラック コムデギャルソン〉のジャケットに〈アディダス〉のスカートを合わせて。両者の白ラインが効いて、メリハリのあるコーディネートに。太郎さんの〈リーバイス〉デニムは、アクリル絵の具で、自身でカスタマイズしたのだそう。〈バブアー〉のミリタリージャケットにマッチして、なんともクールな佇まいです。
スカーフは〈ウィーン楽友協会〉のオフィシャルスーベニール。念願のニューイヤーコンサートで手に入れた思い出深いもの。
シルバーヘアも映える、軽やかなスタイル
辻本修さん(71歳・テキスタイルデザイナー)
辻本芙杏さん(72 歳・デザイナー)
パリで暮らしたこともあるというおしゃれな夫妻。修さんは〈Plussyu〉のデザイナーで、芙杏さんはテキスタイルを担当。夫婦共通のアイテム選びのポイントは、気軽に普段使いできるもの、シルバーヘアに合わせた明るいトーンのものを取り入れることだそう。「好みが似ているので、違う色味を選ぶなどして、“おそろい”になるのを避けています」
ショッピングはいつも一緒の仲良し夫婦。
東野明彦さん(49歳・主婦)
東野明美さん(56歳・会社員)
大胆なヘアスタイルと個性派トップスの明彦さんと、上品なベストの着こなしが光る明美さん。明彦さんはファッションが大好きで、妻の洋服選びにもアドバイスしているそう。買い物はたいてい夫婦一緒。今日のワンピースは、夫がインスタグラムで見つけてくれたブランド〈ハシル〉のもの。「私の好みを分かってくれているので助かります」(明美さん)
写真 玉井俊行、酒井麻由子、目黒智子/取材・文 吾妻枝里子、酒井祥子/再編集 久保田千晴