YouTubeでも話題、デザイナー夫妻の植物愛に溢れる住まい。【Ayakoさん&Shoさん/前編】
住まいの空間を彩り、安らぎや癒しをもたらしてくれる植物との暮らし。花を飾り、草木を育てる心のゆとりがますます必要なのかもしれません。自身のYouTubeチャンネルでも、緑のある暮らしを発信している、デザイナーのAyakoさん、Shoさん夫妻のご自宅を訪ねました。
限られたスペースで植物を楽しむ趣向。
大学卒業後からロンドンで暮らしていたAyakoさん、Shoさん夫妻。7年前に日本に帰国してしばらくは賃貸に住んでいましたが、「そろそろ地に足をつけたいと思って」都内に中古マンションを購入し、娘と3人で暮らしています。
リビングは引っ越しで唯一新調した『アルフレックス』のソファが一つ。子どもが遊べるよう植物はソファ上の飾り棚に集約。公園で拾った形のいい枝や結婚記念日の花をドライフラワーにして飾って楽しむコーナーに。
「周囲に高い建物がなく、抜けのいい空が広がる眺望のよさに一目惚れ。東京にいながらも自然を身近に感じて暮らしたい、という思いが妻とも共通していたので、築50年以上で古いし部屋数もないけど、開放感重視でここに決めました」とShoさん。
59平米1LDKに夫妻と娘の3人暮らし。リビング&ダイニングは1日中光が差し込み、植物も育てやすい環境。圧迫感のある大きな植物は置かず、小さめの鉢植えをたくさん並べ、すっきりと統一感のあるディスプレイに。
南向きの大きな窓の近くには、たくさんの植物がたっぷりの日差しを浴びて気持ちよさそうに並んでいます。
「ガーデニングが趣味の夫の父からウンベラータとセロームの鉢をもらったのがきっかけで、枯らしてはいけない!と世話をするうちに、植物が大好きに」とAyakoさん。最初は見た目だけで植物を選び、何度も枯らしてしまったそう。
植物の世話は毎日のルーティーン。「大好きなコウモリランは株分けして増やしたもの。コルクなどに板付すると壁掛けもできてアートとして楽しめます」
「雑誌で見た素敵なインテリアを真似して、本棚にちょこちょこサボテンを飾ったりしましたが、サボテンは初心者には意外と育てるのが難しいんですよ。
光が当たらない場所や風通しが悪い場所に置くと枯れてしまうし、成長が遅く手がかからないぶん、存在を忘れがちに……。そうした経験から、育てやすい植物の種類や世話できる適切な量を把握できるようになりました。
実は前の賃貸の家にはもっと植物があったのですが、部屋の広さや子どもの安全なども考えて、背の高いモンステラなども撤去。ギリギリまで減らして今の状態に」
コーナーも上手に活用。雑然と見えないよう、間隔をあけてすっきり配置。
AyakoさんShoさん宅の間取り図。
築53年、59平米の1LDK。天井を抜き、キッチンを入れ替え、間取りも大幅に変更。細部までこだわって自分たち好みにリノベーションし直した。
PROFILE
Ayako/あやこ
デザイナー
ロンドンで靴やバッグのデザイナーとして活動した後、2019年に帰国。日々の暮らしを発信しているYouTubeチャンネル『ヒゲとわたし』は登録者数23万人以上。
Sho/しょう
デザイナー
13年暮らしたロンドンから帰国後、東京のデザイン会社に勤務。デジタル領域やブランドまわりのデザインを行っている。YouTubeチャンネルの制作もサポート。
『クウネル』2026年5月号掲載
写真/玉井俊行、イラスト/丹下京子、取材・文/矢沢美香
SHARE
『クウネル』NO.138掲載
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