【80代の「先輩」おしゃれ】ミナ ペルホネンのショップ『call』で働く西村悦子さんのスナップダイジェスト
西村悦子さん冬のコーディネート
おしゃれのモットーは「好きなもの、質のいいものを長く着る」「シンプルだけど少し遊びが効いた服を選ぶ」という西村さん。
黒やネイビー、白、ベージュのアイテムがほとんどで、柄物はめったに着ないそうですが、コートやシャツのシルエットが個性的だったり、『ミナ ペルホネン』のコーデュロイパンツはパッチワークのようなランダムなデザインになっていたり。一筋縄ではいかないアイテム選びが西村さん流です。
ユニークなシルエットと、『ヨウジヤマモト』らしくない素材がお気に入りというロングコート。切り裂かれたような後ろ姿も素敵。そしてインポートのレザーブーツは冬の足元の定番。コート(ヨウジヤマモト)、オーダメイドのシャツ(ユーヘイ・カミチェリーア)、コーデュロイパンツ(ミナ ペルホネン)、ブーツ(ブルネロクチネリ)
オーダーメイドのシャツは、京都のシャツ店『ユーヘイ・カミチェリーア』のもの。イタリア製の上質な生地を使い、1着ずつ丁寧に仕立てられているそう。
シャツは裾の長さやシルエットが特徴的。
美意識は指先まで。ジュエリーやネイルを紹介
凛とした佇まいだけではなく、所作も美しい西村さん。その手元にも美意識が宿ります。
10年以上通っている青山のネイルサロンで、ジェルネイルも継続中。「冬はボルドーなど、温かみのあるカラーが多いでしょう?あえて反対のネイビーを取り入れてみました」と、チャーミングな笑顔で話してくれました。
最近よくかけているメガネは『金子眼鏡』のもの。フレームはネイビー、つる部分は茶色がかったグレーになっていて、美しい横顔を上品に彩ります。
そして、西村さんを象徴するアイテムがメガネ。所有するたくさんのメガネのなかから、コーディネートやシーンに合わせ、仕上げに選んでいるそう。
「シンプルに見えて、よく見ると少し個性的なメガネが好みです」と、多角形フレームもお似合いです。持っているなかでは大きめのフレームだそうですが、ネイビーを選ぶことでほどよい存在感に落ち着きます。
写真/砂原文 取材・文/阿部里歩
デニムスタイルも素敵です!
モノトーンにベージュやネイビーのベーシックカラーを基本に「少し値が張っても質のいいものを長く大切に着るのが好き」。刺繍や編み物などは人に教えられる腕前、気に入った服を長年着て傷んだら修繕して着続けます。
『ミナ ペルホネン』のワイドデニムとアルパカのニットにお気に入りの『ポール・ハーデン』 のジャケットをあわせて。印象的なブラウンのレザーペンダントは『NOBUKO NISHIDA』。
上記画像で着用のペンダントと同じ『NOBUKO NISHIDA』、右は残革を生かしたユニークなバッグ。
長年、大切に着る手製のニット
レモンイエローのニットは自らの作品。でも仕事柄、新しいおしゃれにもアンテナを張って、気になるものはどんどん取り入れます。西村さんのファッションはますます進化中のようです。
長年愛好する手製のニットに合わせたパンツとピアスは『ブル ネロ・クチネリ』。バッグはレザーに漆を重ねた作家・本池大介の作品。新しい表現者の作品も積極的に取り入れている。
写真/目黒智子、 取材・文 船山直子 『クウネル』2024年11月号掲載
再生回数90万超え!動画インタビュー
クウネルYouTubeチャンネルでも、圧倒的な再生数を誇る西村悦子さんのおしゃれインタビュー。すっと伸びた美しい姿勢と、「おしゃれには体力も必要」というメッセージが印象的です。(フルスクリーンでご覧になりたい場合は、ダブルクリックしてください)
いつも素敵なあの人のご自宅に伺い、ファッションのこだわりをひも解く「おしゃれなあの人のマイルール」。お気に入りが詰まったクローゼットや愛用アイテム、その着こなし方を教えていただきます。 第2回にご登場いただいたのは、75歳でファッション業界に転身し、84歳の現在は『minä perhonen』直営店『call』のスタッフとして活躍する西村悦子さん。自分に似合うものを知り尽くし、心地よさを大切にした装いは、気品と確かな存在感を放っています。そんな西村さんのおしゃれの流儀とは?
PROFILE
西村悦子/にしむら・えつこ
「call」ショップスタッフ
インテリアコーディネーターとして経験を積み、75歳からファッション業界へ。現在『ミナ ペルホネン』の直営店『call』スタッフとして活躍中。
写真/砂原文 取材・文/阿部里歩