〈おしゃれ〉ジャンルの記事で最も読まれたのは80歳のファッションコーディネーターのおしゃれの工夫について。「丈の短いカーディガンは、全身のバランスをよく見せてくれるマジックアイテム」でした。

元『装苑』編集長の德田民子さんのエッセイ本『80歳、私らしいシンプルライフ』（幻冬舎）から紹介する記事で、ワードローブの一軍アイテムカーディガンについて。

特にお気に入りは、ちょっと丈が短めで、袖口がもたつかないもの。「年を重ねるとどうしても体形をカバーしたくて、やや大きめなサイズや、チュニック丈のような長めのものを選ぶ方も多いと思います。でも、私は全身バランスやシルエットをすっきりさせるうえでも、短め丈のほうがきれいに見えるんじゃないかなと思っています」というアドバイスに「納得！」な方も多かったのかもしれません。

おしゃれセンスにとても定評のある浅田美代子さん。プライベートのコーディネートはどう楽しんでいるのか、一週分を披露してもらった記事が、２位にランクイン。

友人との食事には軽やかなチュールスカートでやわらかに、車で別荘に行くときはメンズの綿入りコートでカジュアルに…と、メリハリのきいたコーディネートはさすがのおしゃれ上級者！

2025年、マチュア世代に「刺さる！」と話題だったフジテレビ系ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』。私たちと同世代の登場人物たちのファッションはどれも素敵でしたが、小泉今日子さん演じる主人公・千明の着けるジュエリーについて紹介した記事が注目を集めました。

ドラマ中、千明が見せてくれるかっこよくもありつつさりげないジュエリーは、『クウネル』本誌でもおなじみのジュエリーデザイナーでスタイリスト、安野ともこさんがデザインする『CASUCA』のもの。いずれも〈tovera（トベラ）〉のシリーズで、同じアイテムを入手することも可能と聞いてはときめきが増します。

4位にランクインした　大人のおしゃれな冬モノトーンの着こなし。色小物でさらりと華やぎをプラスは、静岡県で、長年夫婦で写真館を営んできた小和田妙子さんの「色」をキーワードにしたコーディネートの記事。

60代を迎えてから、日々の暮らしとおしゃれをInstagramで発信し、フォロワーは９万人にも。そんな小和田さんの新刊『60代からのおしゃれ 幸せになるシンプルなクローゼット』（KADOKAWA）から、冬のおしゃれについてを紹介しました。

2位の記事に続いて、『浅田美代子さんの私服拝見！仕事場はジャージー素材の紺ジャケットで、オフには艶感あるジャンパーで』もランクイン。

「きちんと感というより、ジャージ素材のカジュアル度がほどよく、仕事に向かうテンションにもぴったり」という『ポロ』のネイビーのジャケットが特に人気でした。

浅田さんが洋服の着こなしで「引き算」を心がけていると記事中にコメントが。
「年齢を重ねたら、服を着るときにあまりごちゃごちゃさせないようになりましたね。アクセサリーや小物も引き算するくらいがちょうどいいかな、と」