【マチュア世代のおしゃれスナップ】スイートとラフを両方取り入れた「おとなかわいい」スタイリング
自分らしさにぶれがないおしゃれ上手なあの人はどんなふうに服を選び、自分のものにしているのか。ヘアサロン「エスパー」クリエイティブディレクター・長谷川弘美さんが最新コーデと共に話してくれました。
甘さと辛さが絶妙なミックススタイル。
ボーイッシュなテイストとガーリーなかわいらしさが絶妙な配分で取り入れられたスタイリングが魅力的な長谷川弘美さん。
「甘いものだけで固めるのは似合わないし、甘辛ミックスが好みです。若いころは、メンズの服や古着が好きで、私はシンプルがいいんだ、フリルやリボンは似合わないって勝手に決めてたんです」。けれど友人の勧めでリボンのついた服にトライしてみたら、意外としっくりすることを発見。スイートとラフを両方取り入れた“おとなかわいい”スタイリングが生まれたようです。
〈ミナ ペルホネン〉のデニムに合わせたのは普段はあまり着ないボーダーのカットソー。二重になっている袖の表情が面白い。新しいアイテムへのチャレンジも大切に。
「年を重ねて、ちょっときらきらしたアクセサリーやスパンコールのシューズの華やかさも楽しむようになりました。きらきら光るものを身に着けると気持ちが上がって、元気になります」。そのバランスの妙、参考にしたいです。
サロペットやコンビネゾンは仕事にも便利。〈フェルメリスト ビームス〉のベロアのサロペットには、襟元にフリルのカットソー。シューズは〈キッズラブゲイト〉を。
〈コム デ ギャルソン〉のチャイナカラーのコットンジャケットにサルエルパンツ。バルーン状のシルエットがかわいい。スパンコールのシューズできらきらをプラス。
PROFILE
長谷川弘美/はせがわ・ひろみ
「エスパー」クリエイティブディレクター・57歳
東京・外苑前の人気サロン「エスパー」のディレクター。30年以上の美容師としてのキャリアを持ち、その高い技術と穏やかな接客で多くの顧客の支持を得ている。
『クウネル』2025年11月号掲載 写真/目黒智子、取材・文/船山直子
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『クウネル』NO.135掲載
素敵な大人になるためにしたいこと、やめること
- 発売日 : 2025年9月20日
- 価格 : 1,080円 (税込)