【パリスナップ】テーマは「眼鏡と髪のバランス」。眼鏡はマチュア世代に欠かせないおしゃれ小物です

おしゃれなパリジェンヌはメガネも大切なファッションのひとつ。髪型と眼鏡のバランスには、皆さんこだわりあり。街で見かけた眼鏡とヘアが素敵な人たちに、そのポイントを聞きました。
やさしい印象に見える、ラウンドフレームが好き。

眼鏡は『イザベルマラン』。
Clémentine Guery(クレモンティーヌ・グリー)さん ギャラリーオーナー 44歳
毎朝、愛犬と通勤しているクレモンティーヌさん。「今日の眼鏡はコートの色に合わせてチョイス。丸いフレームはカジュアルなので、下ろした髪に似合うと思います。通勤中はポニーテールにしてサングラスをかけることが多いですね」。
ベリーショートを際立たせるスクエア型の眼鏡。

眼鏡は、数年前に購入した『マーク・ジェイコブス』のもの。
Moona Jardesten(モーナ・ヨーテステン) さん リタイア
トップがやや長めのベリーショートが魅力的。「何もしていない自然の色ですが、とても気に入っています。髪の色や顔立ちと相性のいいスクエアフレームの眼鏡は、数年前に購入した『マーク・ジェイコブス』のもの。今や髪の色とともに、眼鏡と赤いリップが私のトレードマークです」

トップがやや長めのベリーショートが魅力的。
シンプルなまとめ髪に、主張のあるセルフレーム。

眼鏡は『セリーヌ』のもの。
Odile Eilbert(オディール・エイルベール)さん ヘアデザイナー
美容師のオディールさんは仕事中は髪をまとめていることが多いそう。「結ぶ位置を変えて変化を楽しんでいます。今日はサイドにまとめました。まとめた髪と自分の顔には、多少主張がある黒や焦茶のセルフレームが似合うと思い、こんなタイプの眼鏡が多いですね」。
ラフなヘアスタイルに、赤いフレームが映えて。

髪や肌が映えるカラーフレームが特徴の眼鏡は『イジピジ』のもの。
Aude Bach(オード・バック)さん ファッションブティック勤務
「今日の眼鏡はパリ発の『イジピジ』。髪が無造作なダウンスタイルなので、顔を引き締めてくれる赤のフレームを選びました。ジャケットとも色合わせしています」。樹脂素材のフレームなので軽くて疲れないのがお気に入り。髪や肌の色を美しく見せるカラーのフレームを選んだのがさすが。
『クウネル』3月号掲載 写真/新村真理、コーディネート/鈴木ひろこ、文/今井恵
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『クウネル』NO.131掲載
パリ・東京おしゃれスナップ187
- 発売日 : 2025年1月20日
- 価格 : 1080 (税込)