空気が乾燥しだしてから、一気に手肌がカサつくようになりましたね。新たにハンドクリームを探している方も多いのではないでしょうか?学芸大学で器や暮らしの道具の店『MIGOLABO』を営む石黒美穂子さんがおすすめのハンドクリーム&オイルを教えてもらいました。
もともと指のささくれが出来やすく、爪も縦線がでたり、甘皮がガサガサだったりと指先に自信がなかったのですが、コロナで手を洗う回数も増えて、外出時は度重なるアルコール消毒で指先の手荒れがますますひどくなっていました。
いろいろなハンドクリームを試していたのですが、店頭に立ち、お客さまと接することを考えると、匂いが残らないような物がベスト。いろいろと探していたなかで見つけたのが「モンモリナイトと果実と花のハンドクリーム」です。
天然のクレイの一種モンモリロナイトはベトつかないうえにグリップ性もあるのだとか。実際に試してみたら、本当に塗って数分もしないうちに塗ったのを忘れてしまう程の付け心地ですぐに気に入りました。 サラリとすると同時にすこしキュッとした独特のベールをまとうようなつけ心地に。それが適度なグリップ感を生み、器を扱うときなどにしっかりと触れることができて安心して使えます。
また甘皮の手入れに使うオイルもフィトするものがないと思っていましたが友人から匂いのないオイルがあると勧められたのが「神代椿オイル」。匂いのないオイルなんてないだろうと半信半疑で使ってみたら、色のないクリアなオイルは匂いが全くないので驚きました。
有機栽培で育てられたという利島完熟椿を使用した高精製のオイル。私は爪の付け根に垂らして、爪や関節までマッサージしながら塗っています。ハンドクリームと合わせて使っても、オイル特有のベトつきがないので使いやすく、今ではバッグに入れて持ち歩いています。
悩みの種だったささくれやガサガサの甘皮もなくなり、自信のなかった指先が見違えるようになりました。ハンドケアの大切さを実感しています。匂いが残らないので、料理をするときにも気にせず使えます。