調理時間はたった15分!合理的に冷凍食品を扱いこなすフランス人のお手軽定番料理

料理上手なフランス人が冷凍食品を気安く扱いこなすのを拝見!今回は、『BERNARDAUD』マーケティング&デジタルマネージャーのカミーユ・シアルさんに、ミキサーで作るお手軽な朝食と、一家の定番料理の有力を紹介していただきました。

料理に合い無駄の出ない冷凍素材を探しておき、手軽においしく。

東京ではスーパーや自然食品店で食材を買い、家族4人の料理を作るシアルさん。

「テーブルウエアのブランドで働くのもあり、食事をとても大切にしていますが、料理には時間をかけません。週末以外、夕食はシンプルにし15分程で作ります。手に入りにくい食材や、いちからやれば時間のかかるもの、例えば前菜用のパイなどを冷凍で買い、好みに調理します」

ミキサーで作る朝食と下ごしらえや煮炊きに時間をかけない一家の定番的な夕食を紹介。包丁もいらず、夕食もフライパンひとつでできる手軽さです。冷凍食品も袋からささっと投入、迷いなく料理する姿に、軽快なスタンスを感じます。

自然食品店で購入の冷凍ベリーで「ベリーとバナナのスムージー」

常温のバナナと共に、冷凍のラズベリーやストロベリーをそのまま直接ミキサーに投入し、滑らかに。アーモンドバター、シリアル、スライスアーモンドやココナッツフレークをトッピング。ベルナルドのECUMEシリアルボウル、クリストフルのカトラリーで爽やかな朝を演出。

野菜やきのこはピカール製品で「鶏とジロール茸のクリーム仕立て」

小麦粉を振った鶏ささ身をバターで炒め、焼き色がついたら取り出す。同じフライパンで冷凍のエシャロット、そしてジロール茸を炒め白ワインを入れ鶏肉を戻す。生クリームで仕上げて。フランス独特の野菜やきのこが決め手。『ECUME MORDORÉ』のスープ皿をコーディネート。

PROFILE

カミーユ・シアル/Camille Sciard

BERNARDAUD』 マーケティング&デジタルマネージャー。5年前に来日、都内にてフランス人の夫、2人の子どもと暮らす。1863年に創業、格調と芸術性の高さでリモージュを代表する磁器ブランドである『ベルナルド』の日本支社に勤務。家で使っている食器はすべて同社の製品だそう。

『クウネル』2024年9月号掲載 写真/目黒智子、取材・文/原 千香子

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『クウネル』NO.128掲載

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