〜服のプロが本気で選ぶ一軍服vol.19〜ヴィンテージテイストで個性あるスタイリングを!『MEDE19F(メデ・ジュウキュウ)』のカーディガン&ワンピース
お洒落のプロから、日ごろ愛用している「一軍服」をご紹介いただく連載の19回目。今回は、ファッションから生活雑貨、手作りキットまで幅広いアイテムを扱う通販ブランド『FELISSIMO(フェリシモ)』の『MEDE19F(メデ・ジュウキュウ)』ブランドディレクター・柏木花菜子さんに伺いました。
気軽に羽織れる厚手のあたたかさ、ワイルドな毛並みはかわいさも抜群
トレンドから定番まで多彩に揃うデザインや、他にはないディテールへのこだわりなど、オリジナリティ溢れる『FELISSIMO(フェリシモ)』のファッションアイテム。いくつものブランドがある中で、柏木さんのお気に入りは『MEDE19F(メデ・ジュウキュウ)』の〈アニマルヘアーカーディガン〉です。
「ポイントはなんといっても、インパクトのあるワイルドな毛並みです!出来上がったサンプルを初めて見た時は、そのワイルドさにすごくテンションが上がりました。毛足の長い糸でレオパード柄に編んだダブルジャカードの表面を、大胆に起毛させてこの肉厚感と毛並みを出しています」
袖を通してみるととてもやわらかく、あたたかさと包まれるような着心地もやみつきに。車での移動や、ちょっとそこまで…の外出ならアウター代わりにもなり、重宝しているのだそう。
「これだけでかなり存在感があるので、シンプルなアイテムと合わせるだけでも充分ですが、あえて少しテイストの違うものと組み合わせて着るのが好きです。クラシカルなワンピースとのヴィンテージライクなミックススタイルを楽しんだり、きれいめなデニムのブラウス&パンツの上に羽織ったり。ブラックコーデと合わせても着映えしそう…とイメージが広がります」
首元や袖口からのぞくレースで上品なヴィンテージ感たっぷり
柏木さん愛用のもう1枚のアイテムは、〈ヴィンテージライク ネグリジェ風ワンピース〉。重くなりがちな冬の着こなしを軽やかに見せてくれる、白い布帛素材のワンピースです。
「冬こそ白が潔く新鮮に見えて、身に着けたくなります。ただ、真冬となるとニットやカーディガンとの重ね着が前提。このネグリジェ風ワンピースは、襟と前立て、袖口に異なるレースをあしらっているので、レイヤードでちらりと見せて楽しめるところがポイント。厚手生地で風合いのあるコットンドビークロスの素朴な表情と、ネグリジェモチーフのデザインが相まったヴィンテージ感がお気に入りです」
ヴィンテージムードを日常使いするには、〈アニマルヘアーカーディガン〉のような違う雰囲気をミックスするカジュアルダウンがおすすめだそう。
「ニットのプルオーバーを重ねれば、甘さを少し抑えたバランスに。オーバーサイズの黒いニットならシックなスタイリングに仕上がります。黒タートルをインしたり、デニムを合わせたレイヤードスタイルも新鮮。合わせ方を変えて、さまざまな印象のスタイルを楽しんでいます」