【おやつのじかんVol.2】ちぎり絵ライター・渡辺えみさんが愛してやまない『近江屋洋菓子店』の〈フルーツポンチ〉
絵本作家、イラストレーター、アーティストは創作活動にとっておきのおやつ時間を持っているもの。彼女たちが大切にしている“とっておき”のおやつとは?作家たちが”クウネル・サロン”のために描き下ろしたイラストとともに教えていただきます。
“とっておきのおやつ”を教えてくれたちぎり絵ライター・渡辺えみさん
渡辺えみさん
ちぎり絵ライター
1981年生まれ。劇団員、編集者、イベントプランナーとしてマルチに活躍。現在は、ちぎり絵ライターとして料理や風景、人物画の制作を行う。2023年秋、東京にて「毎日ミニちぎり絵展」を開催予定。趣味は八重山古典民謡の練習。
「ちぎり絵を始めたのは、“あえて時間のかかることをやろう”とタイムパフォーマンスな世の中と逆行しようとしたのがきっかけ。娘が赤ちゃんだった頃に、ビリビリと折り紙を破る姿を見て、これだと思いました」(渡辺さん、以下同)
カラフルで、ストーリーを感じせる作風は、本の表紙を飾ったことも。素材はタント紙やパール紙、折り紙など様々な紙を使い分けています。画材屋だけでなく最近は、100円ショップなど、見たことのない柄や材質のものを見ると買わずにはいられないそう。色味や質感からもインスピレーションが浮かぶそうです。
おやつには疲れた体を癒してくれるちょっぴり贅沢なもの
さて、渡辺さんの愛しのおやつは、『近江屋洋菓子店』の〈フルーツポンチ〉です。
「10年前、産後ズタボロになった私に友人が差し入れてくれたのが、これ。フルーツの甘さと爽やかさが疲労困憊の体に最高の癒し! それ以来、大ファンです」
プラスチック容器の中にみっちりと詰まったフルーツたち。マスカットやパイン、キウイ、リンゴなど10種類もの果物がシロップ漬けになっています。
「特にバナナと柿が大好き。フルーツが減ってきたら勝手に輪切りのバナナを追加しちゃったりして。シロップは炭酸水で割って、最後の最後まで味わい尽くします」
今も、「元気になりたいなぁ」という日に買いに走るほどお気に入りだそうですよ。
近江屋洋菓子店
東京都千代田区神田淡路町2-4
Tel.03-3251-1088