ファッションエディター・発田美穂さんが惚れた「バンドカラーシャツ」おしゃれの幅が広がる着こなし5選。

ウィムガゼットのジョグパンツ チャーチのブーツ シノーのバンドカラーシャツ

着こなしのテクニックがなくてもおしゃれに見えるバンドカラーシャツ。そんな万能アイテムを10年ほどコレクションしているというファッションエディターの発田美穂さんに、バンドカラーの魅力とお気に入りのコーディネートを伺いました。

バンドカラーシャツの魅力は?

ウィムガゼットのジョグパンツ チャーチのブーツ シノーのバンドカラーシャツ
CINOHのシャツは、身幅や作りは正統派だけど、ドレスシャツのような仕立て。フロントの切り替えが少しだけ段違いになっているところにも、デザイナーのこだわりを感じます」。
とろみ感のあるエレガント素材のシャツデパリエのティアードマキシスカートと、ジャンヴィト ロッシのサンダル
とろみ感のあるエレガント素材のシャツは、「どんなボトムを合わせても洒落て見えて、スタイリングを格上げしてくれます」。
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「年齢を重ねてシャツ襟が子供っぽく見えたりして似合わなくなって。そんなときに出合ったのがバンドカラーのシャツ。

マニッシュに着られるものがあったり、フェミニンだったり。バンドカラーだけでいろいろなテイストがあって、幅広い着こなしが楽しめることに気づき、集めはじめました。

甘い顔立ちをキリッとさせたい気分にもフィット。子供っぽくならず、女っぽくなりすぎず、ちょっと辛口にも見えてどんどん好きに!」

DRAWERのピンストライプシャツ きれいめファッション22k_8217_q
DRAWERのピンストライプシャツはフロントをタックインして脚長に。「どこかきれいめにしたほうが自分らしく着地するので、 てろんとしたROKUのワイドパンツを合わせて」。
アメ色ブラウンのバッグはセリーヌ。
アメ色ブラウンのバッグはセリーヌ。
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1枚でさらりと着るのも◎

ジャケットはChaos、ブーツはブレンタ、バッグはザ・ロウ。
バンドカラーはテーラードジャケットとも好相性。シャツはHYKE、ジャケットはChaos、ブーツはブレンタ、バッグはザ・ロウ。
祖母からもらったターコイズのリング
「ターコイズのリングは祖母からもらったもの。出番が多いお気に入りです」
リネン素材のバンドカラーワンピース
胸まわりのピンタックがポイント。リネン素材はドライな発色だから全身赤でも派手すぎない印象。「何度も洗ってくたっとした感じが着やすく、シワさえもいい具合の味に」
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シャツ襟だと、襟を抜いて着るとか袖をまくってみるとか、着こなしに技術がないと自分に引き寄せられないけれど、バンドカラーはさらっと1枚で着てもこなれて見える確率が高い!

裾をアウトして着る仕立てのものがほとんどなので、ふわっとおしゃれに体型をカバーしてくれて、体に優しいところも好きですね。この先、80歳になってもコレクションしているんじゃないかと思える、私の定番です」

写真/玉井俊行 取材・文/矢沢美香 再編集/久保田千晴 撮影協力/Yellow cafe

 

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