【おしゃれ上級者3名の自分らしい眼鏡の選び方】大人のアクセサリー・眼鏡スタイルのいろは。

矢野トシ子 眼鏡 

眼鏡は単なる視力矯正ツールではなく、今や大事なファッションアイテムの一つ。様々な色や形がある中で、自分らしく眼鏡のおしゃれを楽しむ3名の方たちに、選ぶときのこだわり、使い方のコツをうかがいました。

■ 矢野トシコさん
眼鏡もファッションも、ポップでカジュアルがいい。

矢野トシ子 眼鏡 マルニ

ネイビーのニットに、『マルニ』の華やかなスカート、70代とはとても思えないピッと伸びた手足に背筋。矢野トシコさんのそんなスタイルに、ちょっとパープルがかった眼鏡がしっくりとお似合いです。「ファッションがポップでカジュアル志向だし、眼鏡も同じ。マダムっぽいものは似合わないのよね」

矢野トシ子 眼鏡 シワ隠し アイメイク代わり

若いころから眼鏡は生活の一部。何十個も作り、使い続けてきて思うのは「長時間かけるものだから、楽で、ちゃんとフィットしていることが大切」ということ。眼鏡をシワ隠し、アイメイク代わりにかける人も多いけれど、「そこに横着して、頼りすぎてはだめ」とはベテランのメイクのプロからのアドバイスです。


■ 樋田直子さん
シニアグラスだって、サングラス感覚で選んでみて。

樋田直子 老眼 フレーム 老眼レンズ
長年愛用の『シャネル』は車につねに常備

「もう『超』がつく老眼なんですよ。45歳くらいから急速に進んで」と樋田直子さん。職業柄、「ザ・老眼鏡」といったデザインのものには抵抗感があったそう。でもいろいろ調べたら、例外はあるけれど、気に入っているサングラスや眼鏡のフレームに老眼レンズを合わせることは可能、と判明。

で、さっそく作ったのが上の写真の、明るいピンクの『シャネル』のフレームの老眼鏡でした。「ご自分の好みのスタイルで、おしゃれな老眼鏡にしたほうが、若々しく見えると思いますし、気持ちも上がっておすすめです」

樋田直子 眼鏡 アーレム キャッツアイ
「軽くておしゃれなフレームを探していて出合ったのが、最近オーダーした『アーレム』という高感度ブランドのもの。キャッツアイ型です」
樋田直子 眼鏡 ミュウミュウ フェンディ サングラス ミラータイプ
右2つはシニアグラス、左は〈ミュウミュウ〉〈フェンディ〉など、たくさん持っているサングラスの一部。ミラータイプのサングラスが好み。
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■ 富田みのりさん
眼鏡も髪型も年々、面白いのが好きになってきて。

太めのはっきりしたフレームが好み。

富田みのり 愛用眼鏡 レイバン 色付き眼鏡
一番上とその右下は『レイバン』。右下には軽い色を入れている。左下は運転用。子ども用だがサイズが富田さんにはちょうどいい。

パキッとした前髪と刈り上げた襟足が印象的な富田みのりさん。眼鏡も自由に、自分らしいものを選んで組み合わせています。

「肌が浅黒いので、フレームは存在感のあるもののほうが、私には合っていると思います。ちょっと太くて、はっきりしたものですね。髪型も眼鏡も年々、とにかく面白いものが好きになっています」(富田さん)

富田みのり ジル スチュアート 黒縁めがね
最近のお気に入り、ヴィンテージのシャツに合わせたのは、〈ジル スチュアート〉の大きめの黒ぶち。
富田みのり ユライヤ
友人が運営するブランド〈ユライヤ〉のシルクのブラウスには、〈レイバン〉の赤いフレームをアクセントに。
富田みのり レスカ
フランスの老舗眼鏡メーカー〈レスカ〉のセルフレームはヴィンテージの一点もの。シャツと色を合わせて。
富田みのり KO 白フレーム
前髪の直線、正円のサングラスに白いフレームが富田さんらしい、岡本敬子さんが主宰するブランド〈KO〉のもの。
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アンティークの柄シャツやシルクのブラウスに、自身のブランド『RIG』のインナーの色を効かせて、そこに好みの眼鏡を自由にコーディネート。近眼と老眼の兼ね合いでレンズ選びはいろいろと難しいけれど、存在感のあるフレームが富田さんの個性にしっくりはまっています。

『ku:nel』2022年3月号掲載

写真/柳原久子、取材・文 /船山直子、再編集/久保田千晴

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