【弥生さんの往復生活/後編】家庭も仕事も大切に。「自分の気持ちに正直」に生きる、丁寧な暮らし。

4年前にアメリカ・LAと東京の往復生活を始めた、モデル・弥生さん。生活拠点はLA、仕事は東京と、かつては行き来をしていました。住環境を整え、家族とともに過ごす時間は「愛おしくて大事な時間」だといいます。自分らしく、いきいきと暮らす、人生の秘訣を伺いました。

前編からの続きです。

弥生さんは、お子さんが生まれてから一層「毎日を大切に過ごしたい」と思うようになったと言います。

「大好きなお料理をする、家族でファーマーズマーケットに行く、子育てを楽しむ。それらすべてが愛おしくて大事な時間です。大切に過ごすとは、丁寧に生きることかもしれませんね」

1 弥生さんが大好きなデンマークでは、部屋に絵を飾ることが定着しているそう。「〝絵は世界を広げる〟という考えがデンマークにはあり、私も家には絵を飾るようにしています」
2 お日様が入る南向きの場所に子供部屋をと思い、工夫して造りました」。収納もコンパクトにまとめ、すっきりとしつつも、温もりのある子供部屋です。
3 「有機大豆、麹、日本茶、漢方茶。LAに帰る際、買っていきます。日本の食材は本当においしいので」。往復生活を始めた頃は2個のトランクでの移動が常。両拠点が整った今、肩掛け鞄ひとつで移動することも。
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大切に過ごすため、住環境は重要と。

「長期滞在もしたことがあるデンマークが好きなので北欧の家具類を住居に取り入れ、白、グレー、ベージュを基調として。リラックスできる空間作りをと思っています」

東京は仕事のスイッチが入る、オンの私に切り替わる場所です。

4 弥生さんがデザインしたベンチ。「ヘリンボーンの木製ベンチです。光がたくさん入る場所に、みんなで座れる場所があったらいいなと思って。子供ともここで遊んだりしています」
5 「キッチンカウンターをメインに『皆が集える場所』をイメージして、設計しました。このカウンターはダイニングテーブルとして食事をしたり、仕事スペースとして書き物をしたりと、いろいろな用途で活躍しています」
6 本邦初公開の弥生さんの食器コレクション。「古伊万里、九谷焼、ロイヤルコペンハーゲン…器が大好きで すね。これらがすべて入るように収納スペースも計算して造りました」
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インテリア、暮らし方、家族との時間……自分の気持ちに正直に、これからも過ごしていきたいと続けます。

「その時の自分の気持ちや家族の思いも感じながら、もっとシンプルに、自由な人生を送っていきたいですね」

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モデル・弥生さん流シルバーヘア。光や空気を味方に、ナチュラルな髪色を楽しみたい。

『ku:nel』20211月号掲載

写真 弥生 / 取材・文 河田実紀 Hata-Raku

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