【2】大人の行楽弁当。東京の老舗の味を携え、紅葉の公園でのんびりはいかが?

東京の老舗のお弁当

暑くもなく寒くもない、絶好の行楽シーズン。何も遠くに出かけなくても、近所の公園にお弁当を持って出かけるだけでも十分リフレッシュできます。おともは東京で古くから続く老舗のお弁当なんていかがですか?おすすめを紹介します。
【1】はこちら

浅草今半の牛肉弁当

文明開化を機に日本に広く普及した牛肉文化。日本人の口に合うように考案されたのが肉を鍋で煮る牛鍋。明治 28(1895)年創業のこの店も当初は牛鍋屋で、以降すき焼き・しゃぶしゃぶ・佃煮と料理の幅を広げながら牛肉料理専門店として現在に至ります。
牛肉弁当が生まれた背景には、昭和 30年代、社用で利用するお客様より家族へのお土産として要望があったことから。店に残っていた切り落とし肉で牛丼風に作ったところ好評だったそう。現在は黒毛和牛のモモやウデの赤身肉を弁当専用に用意。カットに企業秘密のこだわりがあり、それゆえにふわふわとした食感が楽しめます。浅草今半のお弁当は、販売場所の近くに調理場があるので、できたてに近い味がいただけるのもうれしいところです。

四谷 八竹の茶巾ずし、大阪鮓、 穴子入胡瓜巻の詰め合わせ

大阪寿司にはひと仕事した生魚に加えて、かんぴょうやしいたけといった乾物も具材に入ります。一から自分たちの手で仕込むとなれば、人手も時間も必要。その苦労もいとわず、実直に商いを続けているのがこの店です。
神戸で料理屋を営んでいた夫婦が大正初期に東京で始めたのがこの店の原点。3代目となる現在の店主の祖母(初代店主の妻)が、名物の茶巾寿司ほかすべてレシピを考えたと言います。海苔、かんぴょう入りの酢飯に生の海老を使ったおぼろ、焼き穴子に酢で締めたれんこんが加わります。それを包むのが大判の玉子焼き。ふわっとした玉子焼きの食感は一枚ずつ、手焼きで。食感も味わいも異なる具材が口の中で見事に調和します。手間を惜しまない姿勢がそのまま味に表れていま

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