【松永加奈のフランス便り16】日本とこんなに違う!スーパーマーケットのある便利サービス。

松永さん スーパーマーケット

日々のお買い物で必ずといっていいほど行くスーパーマーケット。フランスでは日本と違うあるサービスが、とてもエコで便利なんだそうです。在パリの〈クウネル・サロン〉プレミアム・メンバーの松永加奈さんにレポートしていただきました。

フランスの食料品の買い物スポットといえば、マルシェをはじめ、野菜やお肉、チーズなどの専門店が日常的。スーパーの利用も多いですが、日本のスーパーとはちょっと違う買い方があります。

マルシェや専門店の魅力は、種類の豊富さや鮮度の良さはもちろん、欲しい量だけ買えることですが、フランスではスーパーでも、ほとんどの野菜は量り売りです。値札の表記は「1kg/●ユーロ」というキロ単位が基本。日本では「1個」「1房」「1袋」の単位で買っていたので、パリに来た当初はトマトの値札に「3.99ユーロ」という数字を見て「え、トマト1個で?」とびっくり!でもそれは1個ではなく1kgのお値段。慣れるまでは金額のイメージが掴めず、野菜の前でしばらく悩んでいました…。

レジで重さを量り値段のシールを付けてくれるお店もありますが、スーパーでは大体がセルフサービスです。備え付けの紙袋などに野菜や果物を入れ、近くにある専用の秤にのせて、自分が買うもの(画像)をタッチ。価格やバーコードが印字されたシールが出てくるので、それを袋に貼れば完了です。

セルフサービスの場合、秤の表示を見て「多すぎた」「もう少し買おう」と自分で量の調整ができるのも便利。また、ショウガの大きな塊から「今夜必要な分だけ」を折ったり、ぶどうの房から「今食べたい分だけ」を取ったりと、量り売りは、無駄の出ない「少量買い」ができるという良さもあります。

野菜だけでなく、シリアルやお茶、パスタ、ビネガーやワインまで、スーパーにはさまざまな量り売りがスタンバイ。最近、よく買うものは値段のイメージができるようになりました。でもマルシェでお肉やお魚を買う際は、今だにお会計でびっくりすることも。まだまだフランスマダムの貫禄には到底及びません。

フランスの一般的なスーパーの野菜棚。種類ごとに備え付けの袋に入れて重さを量ります。中には1個単位のものや袋売りのものも。

秤の画面には「野菜」「果物」と項目があるので、順番にタッチしていけばOK。どれか分からないときは、お店の人や周りの人が手伝ってくれる暗黙のシステム。

基本的には袋に入れますが、私は大きいものには直接バーコードシールをぺたり。

八百屋さんの店頭にぶら下がる値札はほとんどがキロ単位。但しときどきグラム単位もあるので要注意なのです。

ぱっと見は房に実がいっぱい付いていて美味しそうでも粒の状態は要チェック。量り売りなので品定めは重要です。

オーガニックのナッツ類、穀類、ドライフルーツ、お茶の量り売りコーナー。試しに少しだけの購入もできます。

ボトルを購入してオイルやビネガーを詰めるコーナー。こちらはボトルの再利用というエコ活動の意味も。

洗剤の詰め替えも人気。容器にたくさん入れてもちょっと入れてもお値段は一緒のせいか、受け皿に洗剤が溢れているのをよく見かけます…。

最初に瓶を購入して自分でワインを詰めて買うというフランスらしい売り方も。赤、白、ロゼとあるので、毎回違うワインを購入OK。

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