家づくりのプロが自分のために建てた7軒目の家。その核となるのはコンパクトな台所。

井手しのぶさん 台所

〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーの井手しのぶさん。建築デザインを仕事としてきましたが、自分のためにも家を建て続け、なんとその数は7軒。いまの住まいを訪ねました。

建築デザインのプロとして活躍する井手しのぶさんが、仕事の傍ら 、ライフワークのように建ててきた数々の自宅。その集大成ともいうべき現在の家は、2年前に鎌倉材木座の高台に建てた広い庭の小さな平屋です。
「静かでよく眠れるし、とても住みやすいです。ここを人生最後の家にしたいです」というお気に入りの家。

そのキッチンは、限られたスペースにちょうど収まる優秀なシステムキッチンとオーダーメイドの引き出し収納で、ミニマムな快適空間を実現しました。
「食洗器を置くスペースがないのでシンクを広くとりたかったし、調味料、鍋など要所要所に収納できて、なんの不満もないですね。コンパクトだから無駄な動きをすることなく、振り向くと皿、冷蔵庫。洗って、切って、焼いてという一連の流れもシンプルにできて、すごく便利。望み通りのキッチンに、本当に満足しています!」

井手しのぶさん 台所
勝手口に繋がるスペースは幅120㎝~135㎝と広くして正解。流し台 の奥行も通常サイズより広いので、洗剤などの置き場としても有効。

朝、豆を挽いてコーヒーを入れることから始まり、帰宅したらまずは食前酒を片手に、夕食の準備をする場所。そして、キッチンからつながるリビングスペースのソファに移動し、季節が移ろう庭の日が暮れていく景色を眺めながら過ごす、夕食のひととき。それが「何物にも代えがたい幸せな時間」だといいます。自分好みの設えで自分のための料理をつくれる快適なキッチンが、井手さんの毎日のパワーをチャージする場所になっているようです。

井手しのぶさん 台所
IHと溶岩石を敷くバーベキューグリルがビルトインしたコンロ。下の引き出しに調味料。
井手しのぶさん 料理
お酒のおつまみ的な夕 食。豆好きなので、納豆 グラタンと自家製干し 豚焼きに豆苗を添えて。
井手しのぶさん 台所
着物用を模して大工さ んに作ってもらった引 き出し。上部に空きが あり奥まで見えて便利。

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