【小林麻美さん連載】私の目指すチープシックについて。

小林麻美さん チープシック

おしゃれミューズ 小林麻美さんの自分スタイルは?大切にしているスタイル、「チープシック」についてのエッセイを自身が撮り下ろした写真とともにお楽しみください。

ずっと昔 『チープシック』という本が一世を風靡した
その内容は 忘れてしまったけど
「チープシック」という言葉は 今も色褪せない
値段の安い高いだけではなく
シックである ということ
高くても 長く使いその年齢なりにシックに着こなせたら
結果的には コスパがいいことに
私のクローゼットは
やっと 少し本当の「チープシック」に
近づきつつあるのかな?って思う

そして
Dior のチュールのスカートに
フルーツ オブ ザ ルームのTシャツ
履き慣れたサンダルと かごのバッグで
夕暮れの避暑地の海辺を
歩いて 小さなレストランへ向かう
遠くに波の音
微かな甘い香り
Dior の薄いチュールが 風に揺れて……
なんて夢を

古着屋で買ったイギリスのボーイズのスクールジャケットと、ラルフローレンのクレリックシャツ。

30 年前のラルフローレンの 麻ブラウスと、マリア・グラツィア・キウリのディオールのリボンタイ。

エルメスのプリントシャツに、約4千円の古着の501。40年前のグッチのベルトで。

真冬の朝焼けのタワー。消え残る 三日月が切なく美しい

/

キーワード