年齢を重ねるごとに、冬場は肌と髪の乾燥に加え、爪のひび割れやささくれが気になるようになりました。加齢とともに潤いが失われていくのは仕方のないことと理解してはいるのですが、「潤い不足」の正体とはいったい何なのでしょう?コラーゲン研究の第一人者(株)ニッピ バイオマトリックス研究所顧問・服部俊治博士にお話しを伺いました。
健康な肌・骨・血管に必要な「コラーゲン」が、60代は20代の約半分に。
「潤いに満ちた肌にはコラーゲンが必要なことはご存知の方も多いかと思いますが、コラーゲンは肌だけでなく骨、内臓、血管など様々な場所に存在し、若々しく健康な身体を支えています。しかし加齢に伴い体内のコラーゲン量は減少してしまい、60代でのコラーゲン量は、20代の約半分というデータが出ています(服部先生)」
コラーゲンが不足するとどうなるのでしょう?
「肌、髪、爪などが潤い不足になるほか、骨がもろくなる、血液の巡りが悪くなるなど、美容だけでなく健康にも悪影響を及ぼします。不足したコラーゲンは食べ物で補給することもできますが、1日に必要なコラーゲンの量を摂取しようとすると、煮こごりならどんぶり1杯、フカヒレなら13皿と言われています。
もっと手軽に、より効果的にコラーゲンを摂取できるように研究を重ねて生まれたのが『ニッピコラーゲン100』なんです(服部先生)」
スプーン1杯の「食べるコラーゲン習慣」でうれしい変化を実感
コラーゲン=潤いというのは知っていましたが、クウネル世代を悩ませる冷えや骨粗鬆症にまで影響があったとは。健康のためにも積極的にコラーゲンを摂りたいところですが、粉末のコラーゲンは溶けにくい、特有の味や臭みがあるという印象が…。
「『ニッピコラーゲン100』の特徴は、無味無臭で溶けやすいこと。料理や飲み物の味を変えないので、僕はお味噌汁に入れたり、ご飯を炊く時に入れたりしています。水やジュースなど冷たい飲み物に入れてもさっと溶け、コーヒーやお鍋など熱いものに入れても成分が損なわれることはありません(服部先生)」
服部先生のお話に納得し、早速“食べるコラーゲン習慣“を始めて1週間。粉末入りのポットをキッチンに常備しておき、付属のスプーンすり切り1杯(5000mg)を朝のコーヒーに入れるだけ。
冷たい水でも試してみましたが、驚くほどさっと溶けて味に変化なし。これは丁寧に精製、ろ過を繰り返し、低分子化されたコラーゲンペプチド100%だからこそなのだそう。
「コラーゲンは本来無味無臭。味や匂いが気になるのは、不純物が取り除けていないということなんです。またコラーゲンを細かく低分子化していることで、吸収しやすいのはもちろん、体内のコラーゲン合成をサポートする効果もあるんです。
体内にコラーゲンが行き渡っていると栄養が血管を通って体の中をしっかり循環するので、爪や髪など体の先端にまで栄養が届くようになります。(服部先生)」
気になっていた爪のひび割れやささくれにも効果が期待できそう。印象的だったのは、「コラーゲンは健康な体の土台」という服部先生の言葉。“食べるコラーゲン習慣”で土台を整えて、健やかな毎日を目指します。
取材・文/吾妻枝里子