フランスのカリスマ!セルジュ・ゲンズブールをめぐる3人のミューズ。「ちょい悪なのに憎めない、愛すべきモテ男」
歌手、俳優として、圧倒的なカリスマ性で1960年代から1970年代にかけて、フランスのミュージックシーンを支えたセルジュ・ゲンズブール。 ブリジット・バルドー、ジェーン・バーキンなど錚々たる美女たちとのロマンスも注目されていたゲンズブール。華やかな女性遍歴と、その魅力を紐解きます。
目 次
1_Jane Birkin/ジェーン・バーキン
トレードマークの無精髭もバーキンの助言で伸ばし始めたほど彼女のセンスには信頼を置いていた。数多く残された写真から伝説的カップルとしての注目度が窺える。©Aflo
2_France Gall/フランス・ギャル
ゲンズブールの躍進はフランス・ギャルのプロデュースから始まった。©Aflo
3_Brigitte Bardot/ブリジット・バルドー
短く熱烈な恋愛を経験したバルドーには数々の名曲をプロデュースしている。©Aflo
ちょい悪なのに憎めない、愛すべきモテ男。
ゲンズブールへの才能が最初に注目されたのは、当時18歳のフランス・ギャルへの楽曲提供。あくまでアイドルとプロデューサーという関係ながら、フレンチ・ロリータというジャンルを2人で作りあげました。
1967年には売れっ子女優で人妻だったブリジット・バルドーと不倫関係に。後にジェーン・バーキンとデュエットした話題曲「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」は当初バルドーと収録したものの、関係の発覚を恐れたバルドーの意向でお蔵入りになったエピソードは有名です。
1968年に映画『スローガン』の撮影現場で出会ったのはイギリス出身の女優ジェーン・バーキン。当初は反発したものの惹かれ合い、事実婚という形で約10年間を過ごし、娘シャルロットも誕生します。「決してハンサムではありませんが、女性への寄り添い方が上手。年下のバーキンにも偉ぶることなくジョークを言い合う恋人同士のような関係が続いたようです(サエキさん)」
やがてゲンズブールの酒乱が悪化。バーキンが家を出て2人のパートナー関係は終焉を迎えます。失意のゲンズブールに寄り添ったのはカトリーヌ・ドヌーヴだったという噂も。
「晩年は30以上年下の歌手バンブーと交際し子供も生まれましたが、バーキンとは友人として交流が続いていたようです(サエキさん)」
お話を伺った方
サエキけんぞう/さえき・けんぞう
1980年にミュージシャンデビュー、1983年に「パール兄弟」を結成。1990年代は作詞家、プロデューサーとして活動の場を広げる。1995年からイベント「ゲンズブール・ナイト」を開始。
写真/Aflo、取材・文/吾妻枝里子、コーディネーター/木戸美由紀
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